旅RUNキュレーションVol.84(第44回千歳JAL国際マラソン)
2年ぶりに千歳JAL国際マラソンにやってきました!前回の様子はこちら。
前回の大会では17kmレースを完走したわけですが、今回はついにフルマラソンにチャレンジ。ちなみに千歳JAL国際マラソンに出場するのは生涯3回目。初出場ではハーフを走り、2回目では17km、そしていよいよのフルマラソンであります。
自分は同じ大会に複数出ることが少ない。複数回出場しないのは、決してそれら大会に嫌な思い出があるわけではなく、もっと他のいろんな大会に出たいわけのが理由。
なので、3回以上出場しているマラソン大会はなかなかレア。しかも泊を伴う遠征(除く実家帰省)の旅RUNで3回以上参加というのは実はこの千歳JAL国際マラソンがお初なのではなかろうか。なんだか、アウェイ感が少なくて安心感すらありますね。
前泊は千歳市内のホテル。
千歳駅から会場までのシャトルバスもあるわけですが、駅に戻るには500mほど歩く必要あり。一方、ホテルから大会会場までは1.3kmということで。今回も歩いて大会会場へ。
17kmマラソンと比較してフルマラソンはスタート時間が遅い。このため、あまり早起きしなくて良いのはありがいたいです。
朝6時57分にホテルをチェックアウト。街中に大会会場への順路看板があるのでその通りに移動して迷いなく到着。
到着時刻を見るのを忘れていたんだけど、選手控え室に入った時刻が7時15分。なので概ね20分ぐらいで到着できる感じです。
まずは選手控え室で休息。2階の観覧席のようなところがあって、そこで座って待つ。昔参加した時は、ここ結構混んでいたんだけども、前回参加時も今回参加時も割と空いててらくらくです。実はちょっと早く来すぎちゃったからという感じはするわけですが、座れるので全然楽です。音楽を聴きながら気持ちを整えて朝8時ぐらいに手荷物預け。思えば前回参加時は手荷物預けのサービスはなく、観覧席に荷物を残置するスタイルだった。ここは平和な日本なので、残置しても盗難に遭うことは基本ないわけだけど、ちゃんと預かってくれるのは幾分安心感がある。
さて、千歳である国際マラソンの注意点は、大会メイン会場からスタート地点まで結構歩くということ。前回参加時に経験済み。荷物預けのあるメイン会場からスタートゲートまで15分ほど歩きます。
途中で、子供達が出場する3kmレースのスタート会場を見物。ちょうどスタートに立ち会えた。がんばれちびっこ。
3kmレースの会場からさらに1kmほど歩いて、17km&フルマラソンのスタートゲートに到着。
この大会はトイレ環境が割といい。メイン会場にも常設トイレ、仮設トイレがあり、移動途上にも常設トイレがある。そしてフルのスタートゲート前にも仮設トイレ。しかも和式苦手な人に嬉しい洋式トイレ。
まず、17kmマラソンが順次スタートする。今回の大会はウェーブスタート方式。17kmもフルもAーEの5ブロックに分かれて順次スタートする。17kmのCブロックは元日本ハムファイターズの杉谷拳士さんがゲストランナーとして出走!
17kmマラソンを見送った後、フルマラソンへ。今回自分はBブロックからのスタート。事前案内では9時35分集合ということだったけど、9時20分ごろに集合の立て看板が立つ。暇なのですぐに並ぶ。Bブロック最前列になってしまった(笑)
Bブロックのスタートは9時50分。最前列に並んでしまったからには、ランナー渋滞の原因になってはならない。一気にぶっ飛ばして邪魔はしない。最前列ランナーのたしなみだ。
そして号砲! 一気に飛び出す!! が、僕以外が一気に飛び出さない。そういやそうだよな。一番速いランナーたちはAブロックで出てるわけで。Bブロックの人はそこまで速くはない。過去のマラソン大会で川内優輝選手的な一流選手と、同列に並んで最前列スタートしたことが何度もある自分としては、スタートの本気ぶりは百戦錬磨だ。
スタート直後、交差点を止めてくれる人たちの前を通り抜けた300m過ぎで、単独首位終了。どんどん抜かれましたとさ笑
2kmくらいからが、このマラソン名物の森林の中を走るコース。
今日はいい天気だけど、森林の中は影が多くて走りやすい。気温はそこそこ低いわけだけど、日光が強いと暑くなる。なので、森林RUNは本当に嬉しい。快適。
フルマラソンの前半は登り基調。地面もアスファルトではなく土なのでちょっと走りにくい。序盤で歩くわけにもいかず、頑張る。
この大会、エイドがとてもいい。スポーツドリンクがポカリ一辺倒ではなく、場所によってはビタミンスーマッチのような炭酸飲料を提供してくれていたりと変化をさせてくれる。
そして、水とスポンジを必ず配ってくれる。そこまで暑くないわけだが、それでもそれなりに体感温度は高くなるので、冷え冷えの水とスポンジは嬉しすぎる。
さらにエイドの係の人の応援テンションが高い。森林の中を走るので、基本は黙々と走ることになるわけなんだけど、エイドだけはパワーもらえる。ありがたい。
JALの冠レースなので、場所によっては紙コップがJALのロゴ入りです。
登り基調だったものの、中間地点は2時間以内に突破。
そして22kmすぎた頃に今度は下り基調に変わる。
ここまでツラかったので下り基調はありがたい。めげずに走ることができる。オフシーズンとかだと、ハーフ過ぎると歩いてしまうことすらあるわけだが、このおかげで走り続けることができた。
だんだん疲れてきたので31kmあたりでカフェインゼリー投入。そして32kmの給水で少し歩きながら給水で一休み。
34km地点くらいにこのマラソンの弱点、公道の横断がある。場合によっては車待ちでランナーストップさせられる。ちょうど僕が辿り着こうとした頃にランナーストップだったんだけど、辿り着いた時にちょうどストップ解除、スムーズに走れました。
そして終盤のもう一つの公道の横断。ここはストップ無しで駆け抜けた。信号機があるんだけど、どうやら信号機は係員の操作で適宜変えてるっぽい。
終盤になると、いつもの「数ある大会の中から選んでくれてありがとう」の幕に見送られる。こんないい大会を開催してくれていることに逆に感謝したいですよ、ほんと。
結局今日はあまり歩かなかった。シーズンオフということもあり、無理をせず、出せるだけの力で走り続けたわけだけど、歩かないってのはやっぱ大きい。
4時間1x分台でフィニッシュ!「終わるぞーー!」と叫びながら。
ツラいより楽しいが大きかったレースだった。34kmまではあっという間に終わったというか。森林RUN、最高ですよ。
ゴール後に色々頂戴する。ここは「参加賞Tシャツ」ではなく「フィニッシャーズTシャツ」。走り抜けたもののみが受領できる。Tシャツはフィニッシャーズに限りますよほんと。
飲み物、バナナなども頂戴した。JALのカップ麺「うどんですかい」もらったー。
そしてフィニッシュ後に突如現れるフランクフルトコーナー。自衛隊の皆様からのご提供。飲み物より早く食べたぜフランクフルト。
手荷物受け取りもスムーズ。外のテキトーなところで着替えて、帰り支度完了。
前回同様、千歳駅へはシャトルバスを利用させてもらう。バス乗り場まではちょっと歩く。ちょうど辿り着いた頃には先行のバスが発車してしまった。だけどすぐに次のバスが来て10分ほどの待ちの後発車。15時02分に発車したバスは、約8分で千歳駅到着。早いね。前回は路線バス形式だったので、立ち乗りする人も出たけど、今回は観光バス系なので全員着席で楽々。
いい旅RUNだった。千歳JAL国際、また是非選びたい。6月の暑い季節に涼やかに楽しく走れる良大会です。すでに3回出てるけど、常連になるかも。
・フルマラソン100回完走チャレンジ
→100回フル完走まで、残り37回!
・47都道府県フルマラソン走破プロジェクト-2周目-
→北海道を走破! 残り44都府県!
・6月のフルマラソン完走
→生涯初!! (ただし、東京柴又100Kで6月に100km走ったことはあります)
今回の旅RUN費用
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