旅RUNキュレーションVol.66(第4回 BIHOKU パークマラソン in 国営備北丘陵公園)
今週末は広島県のフルマラソンに参戦! 実は広島県って意外とフルマラソン大会不毛の地。岡山だと「おかやまマラソン」だったり、山口県だと「下関海響マラソン」だったり、その県の代表的な大会があるのだが、広島県は無い。以前「呉とびしまマラソン」というフルマラソンがあった記憶だが、いつの間にか無くなっている。
そんな中見つけたのが広島県庄原市で開催の「BIHOKU パークマラソン in 国営備北丘陵公園」という大会。国営備北丘陵公園の5km周回の歩道を8周と少し走る周回型のマラソン大会だ。周回型のレースに参加したことは幾度もあるが、実はフルマラソンで走るのは初めてだ。
ということで昨日のうちに広島空港に飛んで、そこからレンタカーで庄原市入り。今回の大会、規模が小さい模様で、前泊のホテル確保とか全然苦労しなかった。
朝6時にホテルで起床。身支度をして、公園の駐車場入場開始の7時半に合わせて出発。泊まったホテルから500mなのですぐ到着。ちょっと早く着いちゃって車の列でちょっと待つ羽目になった。あくまで7時半になるまでは開けてくれない模様。
駐車場は置き場たっぷり。少なくともスタートが一番早いフルマラソンに出るならば、並んで待つ必要はないくらいのキャパ。
8時から参加者受付。Webで印刷した健康チェックシートと引き換えにゼッケンを受領。車に戻ってゼッケンつけて身支度。
トイレに行きたくなったわけだけど参加キャパも少ないし、その割には施設には2箇所ほど常設トイレがあるので並ぶこともないし全然困らない。人が少ないって快適。
朝9時からレース説明開始。大会ゲストは今井隆生さん。
中学教員を一時休職して駿河台大学に編入、そして箱根駅伝を走ったランナーさんだ。箱根駅伝ファンなら知ってる人も多いかもしれない。今井さんのガイドで準備体操。肋骨を意識した体操だった。肩甲骨とか丹田を意識させるコーチは多いけど肋骨は珍しいかも。為になった。
9時20分スタート招集。走る人は100人ちょいくらいか。いやぁ、ローカルだ! 僕の思うローカル大会の特徴、それは全員で記念撮影があること。スタート3分前に記念撮影あった。こういうの久々。
そして9時半に号砲!ほぼ最前列からスタート、最初はサブスリーのペーサーについていくももちろんすぐに離脱。今日のコースは公園内の周回5キロを8回と2.195km走る。歩行者通路にお邪魔させてもらう感じだが、最初はペーサについて行くようにしないと道を誤る可能性あり。ちょっと注意だ。
今日は天気が良くて公園内の景色が素晴らしい。
鯉のぼりが掲げられ始める季節。
そして桜の花も少し残ってる感じで、春を感じられる。とてもいい。
だが、アップダウンがめっちゃ多い。公園のコースってことでなめていたんだけど、国営備北丘陵公園はほとんど平地がない。これは辛い。
給水・給食はスタート地点の1箇所のみ、つまり5kmごと。テーブルが狭いので止まって取らざるを得ない感じだが、水とスポーツドリンクだけでなく、麦茶とコーラも揃ってる。これは「わかってる」ね。
トイレは仮設トイレこそないものの、5km周回の中に常設トイレが4箇所くらいある。トイレ使わなかったけど、これだけあれば安心して走れると思います。
周回コースを走った経験は何度もあったのだが、フルマラソンを周回コースで走るのが初めて。同じ景色が8回続いてメンタル的にツラかった。心のトレーニングだなこれ。ちょっと精神的には負けたかも。
周回2kmくらいの下り坂は森っぽくなってて楽しいのだけど、3kmくらいの上り坂は辛いばかり。後半は歩いてしまった。
30kmくらいでバテバテになってDNFしたくなったくらい。ここでMeitanCCC投入してカフェインパワーで頑張る!
8周回した後の2.195kmがきつい。カフェインが切れたのかバテバテ感が復活。タイムはとっくに4時間を超えていたのだが、歩きをできるだけ抑えて4時間28分台でフィニッシュ!
大会MCの方が周回のたびに自分の名前を呼んでくれて応援してくれたのは嬉しかった。ほぼほぼ沿道応援のいない公園コース。こういうのはありがたいです。
初めての周回でのフルマラソン。オリンピックのような公認レースでも周回型のコースはよく見られるようになったけど、同じ景色が何度も続くのはなかなか気分転換が難しいですね。いい勉強になりました。
ということで、全国47都道府県フルマラソン制覇プロジェクトは37県目広島県を制覇!残り10県。これで中国地方5県完全制覇!
後、この大会は紙の完走証貰えました。Webでどうぞダウンロードしてねの大会が増えている中で、紙はやっぱり嬉しいです。
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