15:20 けんちゃんは帰宅。 私はお昼を食べなかった為病室にお昼を食べに先に部屋へ。 小嫮ちゃんはあとで連れて来てくれるみたい。 さぁ出産頑張ってからご褒美のご飯。 3品(笑) 分娩後のコレは…。 美味しく頂きました。はい。 15:40 お昼食べ終わるとどっと疲れが。 少しベットで休んでいると助産師さんが保冷剤を入れた箱に小嫮ちゃんを寝かせ連れてきてくれました。 可愛い💕 持ってきた組み立て式のメリーゴーランドと虎年だからとけんちゃんと2人で頑張ってUFOキャッチ
夜勤終わりに急いで病院に向かうとさおちゃんから電話が。病室から俺の車が見えたとの事。病院に向かい歩きながら病室を確認すると、こちらに手を振っているさおちゃんが見えた! 久々に見れて嬉しかった。と同時に、遂に始まるのかと更に責任を感じながら病院に向かう。 病院に到着し、自分の診察券を作り、PCRを受け、1時間程で陰性と分かりホッとしたが、さおちゃんのいる目の前の所まで来たのにまだ部屋にも入れない。 部屋の中から覗くさおちゃんが見れてまたホッとしたけど、悔しくて、悲しかった
2/16(水)13時05分 体重258g 身長22.5㎝ 女の子 分娩時間は1時間28分でした。 小さな小さな娘ここちゃんは産声はないものの、しっかり心臓を動かしています。 目はまだ完成していないのかくっついたまま。 けれど手も足も指も耳もお腹も鼻も口もちゃんとできてる💕 可愛い❤️ かなり可愛い❤️ しかも美人すぎる♪ 早速親バカだね。 すぐ私の胸の上に小嫮を置いてくれ、心臓が動いてるうちはと3人で撮影タイム。 先生も残った胎盤をグリグリ押し出しすぐに外
11:25 分娩室に移動したけれど分娩台には乗らず出窓に手をかけながらスクワットとつま先立ち! 助産師さんはここに来ても忙しそうでなんかあったら呼んでと放置され。 せめてけんちゃんを呼んでとお願いしたがまだダメと言われ。 孤独だ。 痛みが増して来て流石にベットへ。 横になってはならぬとベットの上で四つん這いに。 11:35 あっ💦 変な体勢でいたから分娩台の下の方の継ぎ目の所で破水。 ナースコールして助産師さんに謝る。 掃除しにくい所を汚してしまいごめんなさい。
2/16 まったく眠れずに朝です!! 救急車の音やら分娩の人の声。 産まれたばかりの赤ちゃんの夜泣き。 そして13本の膨らむ痛さ…。 これから始まる10年ぶりの陣痛と出産の痛さを思いだす。 その痛みに耐えた後小嫮とお別れすると言う事。 そりゃそりゃ眠れるわけもなく。 8:00 けんちゃんは夜中から朝まで仕事の合間で連絡くれ夜勤終わってこちらに向かってくれている。 8:20 病室からけんちゃんの車が見えた。 それだけで少し落ちつけた。 8:30 私は朝食。きゅう
14:00 ベットの上で外の景色を見ながら子宮の痛みやら心の痛みに耐えながら色々考えるとポロポロ涙が出てくる。 朝の前処置してから何度もお腹の赤ちゃんが動くから。 余計に悲しくなる。 まだ生きてる赤ちゃん。 そぅ言えば! けんちゃんにちゃんと心音聞いてもらってない。 ナースコールして助産師さんに心音を録音させてもらった。 ちゃんと心臓動いているのに。 産まれたら息ができないなんて。 産まれたらどのくらい心臓動いているのかな? もしかして産またら病気じゃなかったってなら
10:00 一回目の前処置に呼ばれ部屋に戻ってきた。 たった30分しか経っていないのにすごく長い時間に感じた。 部屋に帰るとすぐさま助産師さんがクリーンコットンあります? もしないなら下の売店にあるので買ってきて下さいと。 「???」 なぜ最初に言わない? 謎だよ。お馬鹿なのか? 若干のイライラを感じながらトボトボ売店へ。 総合病院の為5階からエレベーターで1階に。 1階フロアの隅にあるコンビニに入りコットンの箱を取りレジへ。 電子煙草持ってこれば良かった。 少しでも
あまり眠れないまま入院当日の朝。 病院に行きたくないな〜 怖いな〜 けんちゃんにも会社に勤務を変わってもらい付き添いしてもらう。 初めてのPCRを受けて病棟へ。 いきなり鼻が痛すぎて涙出た。 もー帰りたい。 けんちゃん連れて帰って! やっぱりやめようと言って欲しい。 病室には入れないとエレベーター前でけんちゃんとはお別れ。 私は病室に案内される。 あー帰りたい。 夜中に脱走しようか。 9:30 病院着に着替えバイタル測定。 助産師さんに最初の処置があるからと処置室へ。
2/14 バレンタインデーのせいなのか… まわりの人達がいつもより幸せいっぱいに感じる。 明日は朝からの入院。 中期中絶とは何をされるのかネットの情報に不安と不安と悲しさで苦しい。 けど子供達やけんちゃんに暗い顔は見せれないと明るく過ごす。 病院食はきっと美味しくないと入院前にお寿司屋さんデート。 妊娠中は生物も沢山食べてはいけないとお寿司我慢してたからね。 長いつわりがようやく終わって楽しい妊婦生活が待っていると思ったのに。 後期にはマタニティフォトも撮りに行くつもりでい
私。 2/9 この日から私は仕事に行けなくなった… 「産む」=「中期中絶」=「死産」と決断をして普通に仕事して明るく他の人と接する自信なんてない。 普段から人より明るい性格の自分がとても嫌になった。 一回目と二回目の流産、今回の死産。 誰のせいでもないと分かっているけれどやっぱり自分を人殺しだと責めてしまう。 朝会社にしばらく休むと連絡し、病院にも中期中絶手術をすると話しをした。 まだエコー外来の女医さんは一度しか診察してないので14日もう一度2人で来て欲しいと言
エコー外来後これからの事はお互い何も触れずに会計を待った。 なんとなく2人ともお腹空いたねとかヒューマンウォッチングしながら気丈に振る舞っていた。 携帯片手にネットで色々な情報を調べながらも 病院の中のコンビニに寄り珈琲と甘い物を買った。 身体も心も休憩しないと追いついていかない。 けんちゃんの家に着き2人で横になった… 「けんちゃんはどうしたい?」 しばらく無言であった後さおちゃんにそう聞かれた時、物凄い責任と重圧、虚無感、悔しさ、もどかしさなど様々な感情が入り
[指定難病275] 1. 「タナトフォリック骨異形成症」とは…重症の四肢骨の短縮による低身長や肋骨の短縮による呼吸障害を示す 先天性 の骨の病気(骨系統疾患)です。以前は出生後早期に死亡することが多かったため、致死性骨 異形成 症と呼ばれていました。現在は人工呼吸等の呼吸管理の進歩で長期生存も可能になっています。 2. この病気の患者数… 全国で100人程度ではないかと推定されています。出生数では2~4万分娩に1人程度とされていますが、出生されても早期に亡くなることも多い
女医さんは落ち着いたトーンで話し始めた。 いくつかの病気が考えられる… ・低ホスタファーゼ症(酵素が少ない) 遠くの病院に専門医がいるとか。 このコロナ禍で妊婦が行くのも無理で時間がない。 ただこの病気の可能性は低い。 ・骨形成不全症 この病気もありえるが次の病気の可能性が高い ・タナトフォリック骨異形成症 消去法と骨の感じからタナトフォリックではないかと。 聞いた事のない病名に要するに骨が弱いのかと勝手な解釈をする私。 今からカルシウム沢山取ればなんとかならない
2022/2/8 妊娠20週4日目。 前回(2/3)の検診で首を傾げる先生が早めにエコー外来で詳しく診てもらいたいとエコー外来に受診。 ゆっくりと時間をかけ、色々な角度からお腹の赤ちゃんを診てくれている。 優しい口調の女医さんだった。 雰囲気から今から辛い事実を話しだすであろうと分かっていた。 きっとこの女医さんは何人もの妊婦さんに辛い事を話してきたんだろうと何故かそんな事を思った。 「やっぱり、両腕と脚が異常に短いですね。骨の病気なのは間違いないと思う。」 と、言っ