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ノリの良さって結構大切

今年で30歳になったのだけれど、人生ではじめて金髪にしてみた。

先週の社内ミーティングの最後に「金髪にしてみればいいのに...」と社長から言われたことがきっかけだった。

多分、100人いたら95人くらいが「あ、そうですね。ありかもしれないですね。」と流しそうな話題だ。

ぼくは、意外とこういった何気ない一言というかアドバイスを大切にしていて、「はい、やってみます!」と反応することが多い。

最近でいうと、筋トレをはじめたのも社長がきっかけだったりする。4か月くらい前にまずはじめに社長が筋トレをはじめて、それをめちゃくちゃ楽しそうに語っていた。

やっているのはパーソナルトレーニングで、非常にロジカルな仕組みの中で身体を鍛えていく、プロテインや食事量をコントロールすることで、短期間で理想の身体を手に入れる。

みたいな話を聞かされた。

あまりにも前のめりに話す姿をみて、「あ、これはGOのやつだな。」と思って、その日のうちに社長にDMを送って、「ぼくもやりたいです」と言った。

実際に筋トレには興味があり、30歳になったことだし、そろそろ本格的に身体を動かしたいと思っていたところだったので、タイミングが良かったのもある。

しかし、今回の「金髪にしてみればいいのに...」は正直ちょっとだけ抵抗があった。

筋トレの時とは全く別の角度だし、何より今まで髪を染めた経験がほとんどなかったので、「はい、やります!」のような気持ちいい反応をすることができなかった。

やっぱりやったことがないっていうのは、腰が重くなし反応が鈍くなる。その後が想像できないから当然っちゃ当然かもしれないが。

どうしようかなぁ、と少し考えてみたところ、全く経験のない分野だからこそ、GOかもしれない。という結論に至った。

しかも、たかが金髪にしたところで社内で話題になるのもせいぜい1日くらい。1週間も経過すれば目も慣れてしまって、興味も薄れる。

これを書いているのは出勤前でまだ誰にも見せていない。社内でどんな反応があるかどうかはこれからなんだが、ぼくとしてはいつもと何も変わらない平日。

金髪にしたからといって気が強くなるわけでもないし、突然仕事ができるようになるわけでもない。

ただひとつ、社長から「あ、こいつはなんでもするやつだな」という評価だけは唯一得ることができそう。

サラリーマンやっているひとでこのノリの良さを無視しているひとも多いと思うんだけど、自分がもっている武器が少ないと感じているひとこそ、やった方がいい。

社内で、「こいつは面白いやつ」っていうイメージが付くだけでも十分強みになると思う。

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