【信用状の種類📚】貿易取引に用いられる主な信用状の機能とその目的について💛:貿易実務検定C級対策 No.49
貿易実務のエキスパートを目指したい🔥
私が挑戦する貿易実務検定®は
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。
実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀
貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方にとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用できますので
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?
きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう✨
私も2024年4月から商社へ勤務する予定ですので
貿易実務のエキスパートを目指していきたいです!
そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたいと思います🌏
まずは、初級レベルの該当するC級の取得を
目標に、コツコツと勉強して参ります🔥
最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!
※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏
これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力を
お伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚
前回のお復習い💖
取消不可能信用状:Irrevocable L/C
取消不可能信用状とは、一度開設されると
その有効期間中は、信用状関係当事者
(L/C発行銀行、輸入者、輸出者
確認銀行(後述))の全員の同意が無い限り
取消しや変更をすることができないL/Cです。
※全員の同意があれば、⇒取消&変更可能
取消可能信用状:Revocable L/C
取消可能信用状とは、L/C発行銀行が一方的に
それを取消や変更ができるものを言いますが
信用状が発行されても、L/C発行銀行が勝手に
内容を変更してしまっては受益者(輸出者)が
安心して船積準備をすることができませんね💦
したがって、実務上は取消可能信用状を
貿易取引に使うことはありません👀
これを受けて、2007年に改訂された
信用状統一規則(UCP600)により
全ての信用状は取消不可能信用状
でなければならなくなりました🎊
確認信用状:Confirmed L/C
確認信用状とは、L/C発行銀行が
信用状の信用度を高める目的で
自行の支払確約に加えて
国際的に信用度の高い銀行から
さらに支払確約を受けている
信用状のことを指します✨
この追加の支払保証をする銀行を
確認銀行というのですが、確認L/Cでは
信用状発行銀行が決済不能に陥った場合
この確認銀行が信用状発行銀行に代わって
手形の決済を保証するというのです👏
したがって、確認銀行も信用状関係当事者
のひとりになる場合があるというのです✨
無確認信用状:Unconfirmed L/C
信用状発行銀行のみ支払いを
確約している通常の信用状を
無確認信用状といいます👀
買取銀行指定信用状:Restrected L/C
買取銀行指定信用状とは、為替手形の買取が
特定の銀行に指定されている信用状です。
それぞれの銀行は、世界中のすべての銀行に
決済口座を設けて、資金決済を行っていると
いうわけではなく、特定の銀行に決済口座を
設け、その契約を結んだ銀行(デポコルレス)
とのみ決済を行うのです💴
その一方で、貿易は銀行と輸出者
との間の与信取引でありますので
輸出者は取引のない銀行が
指定買取銀行になっていても
その銀行に為替手形の買取りを
依頼することはできないのです💦
このような場合、輸出者はまず自分の
取引銀行に荷為替手形の買取を依頼し
買い取った銀行が信用状上に指定
されている銀行(リストリクト銀行)
に再度買取依頼をして、最終的に
リストリクト銀行がL/C発行銀行に
船積書類を送付し、代金回収を図ります。
なお、買取銀行が指定されていない信用状
のことをOpen L/Cと言います👍
譲渡可能信用状:Transferable L/C
信用状金額の全部または一部を
"1回に限って"禁止されていない限り
複数人を含む第三者に譲渡することを
認めている信用状のことです👍
信用状に"Transferable"という文言が
記載されているので確認しましょう。
したがって、この種の文言が
発行依頼人の要求に従って
信用状に記載されていない限り
第三者への譲渡はできません📝
回転信用状:Revolving L/C
これは信用状金額が手形支払のたびに
あるいは、一定期間後に自動的に
復元されるような信用状です。
継続的な取引などに使用される
ことが多い信用状と言えるでしょう🔖
本日の解説はここまでとします!
今回の投稿で、信用状の種類について
ご理解いただけたでしょうか??
検定試験においても、これらの内容を
回答させるような問題もありますので
どのような機能や目的を持っているのか
そして、当事者関係などを
しっかりと覚えておきましょう💛
なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。
英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨
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今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご愛読いただき誠に有難うございました!
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