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悪い円安に対する危機感:日本経済新聞 No.9
経済について詳しくなることは
世の中の動向を読み解くこと💖
はじめに
この投稿は、私が新しく
取り組んでいきたいと考えている
記事の内容になる📝
それは、日本経済新聞シリーズである
私もまだまだ浅学非才な身であり
もっと世の中の動向について
知らなければならないと思う
この記事では、私がこの新聞を読んで
思うことや考えたこと
そして、学んだことをまとめていきたい
厳密な引用をしっかり行い
記事を参考にしながら
私の見解も添えて、述べていくことにする🍀
円安とインフレに対する懸念
まずは、この記事をご覧いただきたい
日本銀行のトップである黒田総裁の
見解が発表されたという内容である
日本経済の舵取りをしている方が
おっしゃることに間違いはないだろう
黒田東彦日銀総裁は18日、衆院決算行政監視委員会で「大きな円安や急速な円安はマイナスが大きくなる」と発言した。円安は「日本経済にプラス」と主張していた黒田氏がマイナス面にも言及し、見解を事実上修正した。鈴木俊一財務相も同日「悪い円安」への懸念を示した。財務・日銀のトップが市場をけん制した。(関連記事総合2面に)
黒田総裁は「最近の円安は1カ月で10円ほど進んでいて、かなり急速な為替の変動なので、企業の事業計画策定に困難を来す恐れがある」と述べた。
黒田総裁は「中小企業などでは輸入価格上昇を転嫁できないと収益が減少する」「セクターごとにマイナスもあり、注意して見ていく必要がある」と円安の負の面も説明した。
鈴木財務相も同委員会で原材料高の価格転嫁や賃金上昇が不十分と指摘したうえで、「どちらかと言えば悪い円安ではないか」と述べた。鈴木財務相は15日にも「悪い円安」について言及し、通貨担当の政権幹部として異例の言及を続けている。
口先介入を続けているものの、18日の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=126円台後半と20年ぶり安値を更新した。
この記事から読み取れることは
最近における「急速な円安」に対して
黒田総裁の見解が変化したということである
従来は、日本経済にとって
円安が追い風であることには
間違いないのだが、以前も述べたように
あまりにも変化が急速すぎるために
企業や経済の歪みが大きくなるという
ことが懸念されているのである🥹
上記の内容を把握した上で
この投稿の本題に迫っていこう
今回の投稿作成において
参考にした記事は以下である📝
政府・日銀が円安をけん制する発言を繰り返している。日銀の黒田総裁は18日「急速な円安はマイナス」と発言した。円安で増幅される物価高に企業や個人の不満の声が大きくなってきたことが背景にある。今夏の参院選を前に円安と物価高への政治の危機感は強い。(1面参照)
政府・与党内には夏の参院選を見据え、食品や日用品の価格上昇への警戒がある。円安は輸入品の高騰に拍車をかける。松野博一官房長官は円相場がおよそ20年ぶりに1ドル126円台をつけた13日の記者会見で「為替の安定は重要であり急速な変動は望ましくない」と述べた。
岸田文雄首相は15日の参院本会議で、足元の物価上昇は「原油など原材料価格の高騰が主な要因」と指摘した上で「為替も影響している」と触れた。「金融政策の具体的手法は日銀に委ねられるべきだが、日銀には引き続き経済、物価、金融情勢を踏まえつつ物価目標の実現に向け努力することを期待する」とも語った。
政府は為替水準への直接的な言及はしていない。一方で物価高が政権運営への不満につながることへの懸念は大きい。物価上昇率は4月に2%を超えるとみられる。足元の原油高や資源高で、参院選のある今夏にはさらに上昇する見通しだ。
個人消費が停滞するなかでの物価高は景気を冷やす要因となる。自民、公明両党はガソリン補助金の延長や上限引き上げを柱とする対策を求め、政府は両党の提言を基に月内に方針をまとめる。
円安は日本経済にプラスとの認識も変わりつつある。「急速な円安はマイナス」(黒田総裁)、「(現状は)どちらかといえば悪い円安ではないか」(鈴木俊一財務相)。18日の東京外国為替市場は日銀と通貨当局の責任者が円安をけん制する異例の展開となった。
ただ、口先介入には早くも限界が見えつつある。18日の円相場は一時1ドル=126円台後半と20年ぶり安値を更新したが、黒田発言を受けて126円台前半まで戻した。円買いの勢いは続かず、126円台後半まで再び下落した。
目先の相場は円安圧力がさらに強まる神経質な展開が予想される。長期金利は18日に0.245%まで上昇した。日銀は金利抑制のための「指し値オペ」を迫られる可能性がある。米国の積極利上げと日銀の金利抑制がともに意識され、マネーは利回りが見込めるドルに一段と流れて円安・ドル高に傾きやすい。
20日に米ワシントンで予定する20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の動向も焦点だ。米国など主要国が円相場にどのような見解を示すのかも焦点だが、G20は以前から「為替レートの柔軟性は経済の調整を円滑化しうる」との共通見解で合意している。市場に浮かぶ円買い介入には否定的だ。
鈴木財務相と黒田総裁はG20に出席する意向を示している。G20の合意内容次第では日本の円安への当局対応はさらに難しくなる。会合後には米財務省が半期為替報告書を公表する見通しで、インフレ抑制につながるドル高を米当局が容認すれば、これも円安圧力となりうる。
黒田総裁は18日の答弁でも「経済の現状を考えると金融緩和を続けることが適当」とし、政策変更の意図がないと強調した。日銀が利上げに踏み切るのは難しい。金融緩和を続ければ円安と物価高が続く構造で、金融政策も通貨政策もかじ取りは難しくなっている。
この内容を一言でまとめると
ひたすらに為替レートが許容できる
水準にまで落ち着くことを祈るしかない
という状況に追い込まれているだろう💦
為替レートは、行き過ぎた円安
輸入価格や原油価格の高騰による
コストプッシュインフレーション
これを解消するために
考えられる政策としては
マクロ経済学基礎知識より考えると
「金利の引き上げ」がオーソドックスだ
金利の引き上げによって、加熱した経済を
抑制することができると共に
金利が上昇すると、その分
国際的な利子裁定に変化があり
相対的に円高に持って行くことが
できるとモデル上では分析される✨
もし、ここで金融緩和政策を
継続するとしたら…
基本的なIS-LMモデルの分析から考えて
貨幣供給(M)の増加は
もちろん、国民所得(Y)の増加に
つながることが分析されるが
それに伴って、金利が下落してしまう
ということが、ジレンマに他ならない😱
消費者物価や生産物市場において
インフレ気味であることは指摘されているが
果たして、日本経済全体における景気は
インフレになっているのか?
ということを、黒田総裁は考えていると
私は解釈したつもりである
なぜならば、日銀の黒田総裁は
日本経済の舵取りをしており
日本経済を俯瞰した立場から
発言していることが想定される
ご存じのとおり、経済政策は
政治に大きく関与している
政府の信認のためにも
最適な経済政策を見出していきたいと
誰もが考えていると想起されるが
上記でも述べたように
いまは、円安が行き過ぎることなく
回復してくれることを祈るしかないだろう🥲
私も確実に知識を付けて
経済の動向を理解した上で
最適な行動を選択していくだけだ💖
最後までご高覧ありがとうございます!
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏
私のnoteの投稿をみてくださった方が
ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!
などなど、プラスの収穫があったのであれば
大変嬉しく思いますし、冥利に尽きます!!
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