AI時代に淘汰されないための文章術
みなさんはAI時代を生き抜く自信はありますか?
今回はAI時代に必要な文章術について記載しました。
前半はAIの履歴書自動判別システムについて、後半はAIに負けない文章の書き方を紹介します。
参考になれば幸いです。
AIが文章を書けない人間を排除する時代
AIが履歴書を自動選別するシステム
「AIツールによって2700万人が職につけない…履歴書の自動選別システムで門前払い」によると、アメリカではAIで求職者を選別するシステムを採用しており、履歴書の不備や雇用主の設定した項目によって求職者を選んでいます。
このシステムによって2700万人の方がフルタイムの仕事に就くことができなくなっており、職務に貢献できることを文章で伝えられる技術が必要になってくることがわかります。
文章を戦略的に書いていく
では、どのようにすれば伝わる書き方ができるのでしょうか?
AIは大量のテキストデータを学習し、それらをもとに入力された文章が正しいかや必要事項を満たしているかを判断しています。
誤字脱字がなく正しい文法で文章を書くことに加え、以下の書き方を取り入れることで伝わる文章がかけ、AI時代で生き残る可能性が高まります。
一文一義を徹底する
1つの文章に伝えたいことを1つだけ入れることで文章自体が簡潔になって読みやすくなります。
実際に履歴書に書かれてありそうな文章を使ってNG例とOK例を書いてみます。
NG例では企業の良さと自分が入社して何をするかが1つの文になっていて読みにくくなっています。
OK例ではそれらを分けたのでより伝わりやすくなっています。
自身の体験に基づいて書く
自分が体験した文章を書くことで伝えることの解像度が上がり、相手に伝わりやすくなります。
例えば、行ったことがない場所を説明するときはスペックしか伝わりません。人はスペックを無機質な記号のように感じるため、相手の記憶に残りません。
一方、行ったことがある場所はたどり着くまでの道のりや現地に行った感想が伝わるので、相手は擬似体験するような感覚で記憶に残ります。
例として、札幌・小樽の旅行をまとめた記事を書いているので参考にしてみてください。
専門知識を理解しながら書く
専門知識をそのまま書いてしまうと有識者には伝わりますが、知らない人には理解されない可能性があります。
就活の場合だと業務をする人と採用する人が違うことが多々あるので、以下のようにすると両方の方に伝わりやすい文章を書くことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?この記事ではAI時代に生き残る文章術を紹介しました。
参考にした本「朝日新聞記者がMITのMBAで仕上げた戦略的ビジネス文章術」には長い文章を書くことを可能にする「アルペン式」が書かれていました。この方法を実践してみると1,000文字以上は書けるようになって驚きました。
ぜひ手に取って「アルペン式」を試してみてください。