学び続けること
こちらの本を読んでみました。
要約
・点ではなく物事の構造全体を把握すること。そのためには教養が必要であり、それを身につけるには勉強法の確立が重要。
・知識のインプットに読書は有効であり、膨大な数の書籍を持ち運べるという利便性の観点では、電子書籍リーダーはよいツールにはなる。
・具体的に勉強し直すならば、国語、高校レベルの数学は基本として身につけるべき。
・外国語は語彙と文法が基本。語彙は6800〜10000語取得が理想。文法は予備校テキストや参考書を中心にやれば十分。
・歴史は、教養として高校教科書レベルの内容は取得したい。
勉強法・作業方法
チラッと下記のような内容がありました。
わかることならばメモを取れる。情報の仕分けはその日のうちに行う。
最近は、スマホやタブレットによりメモする(=文字を保存する)ことが容易になりましたが、記憶への定着は落ちてきていると感じます。何が分かり、何が分からないのか、この整理をできるのは自身だけですので、やはり何か重要なことをメモするならば「紙」がよいのではないでしょうか。記憶の定着については脳科学も組み入れると、効率があがります。iPadへのペンによる書き込みでも良いかもしれません。
具体的に、どんな本がおすすめなのかは書籍に書かれているので興味ある人は読んでみてください。佐藤さんの立場上、外交や政治の内容が所々出てきますが、その辺りはサラッと読んでも、中身は理解できます。