決めつけないこと
それは「目標」です。
目標は常に柔軟性をもって修正できるものであるべきです。
日本では特に目標を持つことの大切さだったり、目標に向けて頑張る大切さを説きます。
もちろんその通りだと思います。
そして見栄えが良い。
美しく見える。
生き方が鮮明に見える。
しかし、目標は達成されないことがほとんどです。
では、なぜか?
それは目標に執着しすぎているからではないか?と考えます。
目標を達成するには、能力を発揮しなければなりません。
能力を発揮するには、こだわりを捨てるべきだと考えます。
こだわりや執着、また、期待することによって、ここ一番の状況で力が発揮できないことが多いのは世の常です。
ここで、人を育てる上においての話になりますが、
右肩上がりにスムーズに人は成長しないと考えています。
紆余曲折しながら、葛藤を抱え、物事や予定はスムーズに進みません。
常に不確定要素と向き合う日々です。
一方で、そんな不安定な状況の中、目標を固定してしまうことで、その取り組みに執着してしまうことで、視野を狭めてしまうケースを多くみます。
また、設定した目標に囚われすぎてしまい、成長に大切な取り組み「捨てる作業」「やらないこと」この二つの取り組みを疎かにしてしまいがちです。
もちろん目標達成の為に意思を強く持つことも大切です。
目標を達成するには足すことも大事ですが、引くことがとても大事だということを忘れてはいけません。
そして、目標を修正することは変化を加えるので、大胆さが要求されます。
よっぽどその取り組みの方が、勇気が必要であり、行動的でなければなりません。
失うこと、犠牲にしなければならないこと、人と違うこと、普段と違う方法を試すこと。。
そういう取り組みの方が、発見や何かのコツを掴むことが多いでしょう。
目標達成の為の「積み重ね」の意味を履き違えないためには、
毎日同じ取り組みを決めつけて繰り返すのではなく、
毎日決めつけず違った取り組みを繰り返すことだと感じています。