ビリーアイリッシュの功績

まあ、正直、歌姫、ディーバって感じではないが、ビリーアイリッシュの快進撃は止まらない。グラミー主要4部門は伊達じゃない、というお話。話題先行のような気もしないでもないが。

やっぱビリーアイリッシュといったらバッドガイなので、バッドガイの歌詞を読むと、あなたがタフガイを演じるなら私だってバッドガイを演じちゃうわよ、なんてね、私はそんな女じゃないけど。みたいな事を言ってる。

これ、どういう意味かというと、男はタフでなきゃいけないわけないじゃない?と言ってるのだ。どういう事だ?

自分は優秀だ、というイメージをずっと持たれないと、出世できないし、クビになる、という不安を男は抱えてると思う。弱味を見せる、という文化がないのだ。それを茶化しているのだ。あなたがタフガイを演じるなら私だってバッドガイを演じたっていいじゃない、と。

まあ、そういう歌詞であるからこそ、自分は救われたし、良い曲だと思った。ダークポップというジャンルを確立した、とも言われているけど、自分は歌詞がいいと思う。よくできてる。

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