ライブと演者さんとお客さん 〜ボクのライブの楽しみ方
ー 『ライブ』は 演者さんと ファン(お客さん)とが創り出す時・空間の作品である
『ライブ』というものを一番最初に観に行ったのはいつだったろう…
多分…大学生の頃 伝説のガールズ・バンド プリンセス・プリンセス のライブだったような気がする 武道館だったか? 前後して… 組んでいたアマチュアバンド仲間に連れられて ZELDAというガールズ・バンドを観に クラブ・クワトロに行ったのが お客さんとしてのライブハウスデビューだ aikoのファンクラブに入っていて 赤坂BLITZ や Zepp東京といった大きいライブスペースに通っていたこともある
そんなボクが そう… ここ一年くらいの間にハマっているのが 地下アイドルの対バンライブである 正確に言うと そうなるキッカケとして とあるインディーズバンドの存在があった
今年の3月 惜しまれて解散してしまった 『she9』というガールズ・バンドである
世はコロナ禍の折 ミュージシャンの皆さんはSNSを活用し『リモート』で積極的に音楽活動をしていた 彼女たちも毎週のように (恐らく)所属事務所ビルの一室から彼女たちの音楽をライブ配信していた それこそ世界中の人が観ていた配信を同時に観ていて 生で she9 のライブを観たくなったのがキッカケだった
その she9 のライブにハマった 何回か後の対バンライブに ボクの中でイチ推しとなった女性アーティスト(アイドル)さんが出演されていたのだ 今思うと… 地下アイドルさんに混じって インディーズ・バンドの she9 がブッキングされていたのかもしれない…
仕事の日以外 ほぼ毎回観に行くくらい 彼女のファンになったボクが いつも思っていることがひとつある それは…
ー 『ライブ』は 演者さんと ファン(お客さん)とが創り出す時・空間の作品である
…ということだ
批判を恐れずに極論すると… 例えば ある演者さんが同じ体調で 同じ曲順 同じ演出(ライティング、サウンド等) 同じ箱で演っても 1つとして同じライブは無いのではないだろうか なぜか? それ以外に大きなファクターがあるからだと思っている
それは… 『お客さんの反応』だ 実はこれが 演者さんにとっても お客さんにとっても 楽しいライブ空間を創りあげる大きな要因の1つだと思っている
だからこそボクは たとえ初見でも ファンの参戦が少なめな演者さんのライブでも もちろん動員の多い演者さんのライブでも 同じ空間にいるなら ちゃんと応援することにしている
最前に並ぶファンが少なければ 迷わず最前に入る もちろん 曲も分からなければ 応援の仕方もわからない それでも 最前に入って 彼女たちのことを全力で応援するのだ 彼女たちと一緒に楽しい時・空間を創るために…
フロアのどこに居たって 振り真似 ケチャ 声援… 全力で彼女たちを盛り上げる
彼女たちと一緒に楽しい時・空間を創るために…
ボクはまた… 『最前に居るなら 全力で応援しましょう』とも思っている ある意味 そこに居るものの『義務』ではないのか? と…
そっぽを向いていたり 大あくび ため息 挙句の果てにはスマホをイジる(決して撮影のためではない) なんてシーンをたまに見かけるが とても残念だし 悲しくなる そして問いたくもなる… あなた達はなぜそこに居るのか?と… (これは 多くの場合 場所取りなのだ)
もちろん ライブの楽しみ方は人それぞれ… 黙っている人(お地蔵さま)だっているのは理解できる だから それぞれのやり方で良いから 全力で応援してほしい…と思う お客さん一人ひとりが 暖かいライブ空間を創る 大きなファクターなのだから
ー 『ライブ』は 演者さんと ファン(お客さん)とが創り出す時・空間の作品である
(写真と記事は関係ありません フリー素材を使わせていただきました ありがとうございます)