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【一級建築士】花畠マル秘ノート<施工編>土工事

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山留めのやり方の状況写真と解説です。建築物を作るときに基礎を作らなければいけないので、どうしても掘削する部分が出てきますよね。基礎の形状にもよりますが少なからず発生します。掘る深さが2mを超えると両側の土は崩れ始めて掘っている人が土に埋もれてしまいますね。そうならないように「山留め」を行います。建物全体を掘削する場合は総掘り(オープンカット)して、基礎の型枠を組んだり鉄筋を組む作業がしやすい状況を整えます。狭い敷地だと親杭横矢板で反対側と突破って土留めして山の崩壊を防止します。突っ張る相手(反対側)がない時に、アースアンカー工法を採用します。布基礎や独立基礎で2m以下の場合は山留しなくても、溝堀りなどで対応できますね。なので住宅の場合や規模が小さい木造建築の場合は山留め工事は不要です。


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