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【一級建築士】花畠マル秘ノート<構造編>鉄筋コンクリート造②【重要】


これは施工のコンクリートでもやりましたが、柱・梁・その接合部の終局耐力(崩壊の時の話)です。ややこしい計算を覚える必要ははありません。ポイントは①応力の中心距離が1/2ではなく7/8×1/2で鉄筋の上端筋までに半分(上端筋上部のコンクリートは見込まない。②コンクリートだけ(Cのみ)とコンクリートとあばら筋(C+R)なのか覚える


続きになりますが、短期荷重時はC+Rを足して良い(地震時等ですね)鉄筋の効果で崩壊を防いで損傷までなら許す!というものです。


短い柱のほうが強いイメージがありますよね。強いんですがその分、強い力がかかると折れやすいということです。(短柱はせん断力が集中してしまうので、脆性破壊しやすい)
終局(崩壊する)耐力計算の際に、柱は軸方向応力(荷重をうけている力)を加味して低減できるが梁は出来ないので注意してください。「柱と梁共に」はNG!こういう文章問題が出題されてみんな引っ掛かります。


ここのイメージですが、柱と梁が通芯で一致していれば偏心は考慮しなくていいのですが、通芯をづらして梁をかける場合に生じる現象です。外壁側で梁を外部に寄せたりすると発生しますね。また、柱や梁よりも、一番弱いのが接合部ということを意味しています。


ルート1、ルート2は・・・覚えていますか?構造計算のところでコメントしています。どちらか小さい方という表現に注意です。


ルート3は31mを超えるときの建物でしたよね。この時はどちらか小さい方というという表現は無く、両端ヒンジか否かで割増係数が変わります。


ここも何回かコメントしていますね復習としてみてください。この場合、接合部の形状による係数があります。外壁側は小さい値になっています。一番、力がかかってしまうからです。内部柱のほうがいろいろなものが負担してくれる割合が多いからです。それから接合部にはRの鉄筋による耐力負担がありませんね。なのでせん断補強筋を入れても耐力は大きくなりません。梁幅を大きくしないといけない!ということです。ここ、重要すぎるポイントです。


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