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「就活に、捉われるな。」で伝えたことを、みんなに届けたい
昨日、#NewsPicks が主催する #U22キャリアデザイン会議 でオープニングレクチャーを担当しました。会議には、全国から抽選に当選した60名の学生が集結しました。学部も大学もバラバラ。学年も性別もバラバラの60名です。
まず、冒頭で私が切り出したことは、世の中の歴史的事象は、どんな事柄であれ、「誰かがつくりだした」ということ。そして、最初の一歩が何よりも大切であることを確認しました。
NewsPicksをきっかけに集まった、「熱量」の高い、みんながこれから何を生み出していくのか。生み出すも生み出さないのも、みんな次第。ただの平凡な会議にするのも、歴史的な事象にするのも、みんな次第。なのだということを確認しました。
「就活に、捉われるな」
本当にそう思います。人生100年時代を生きる私たちにとって、「大学から社会」への「キャリアトランジッション」である「就活」は、ごく瑣末な出来事にすぎません。
「内定」だって、「点」でしかないのです。
それにもかかわらず、「内定がその後の人生を決めるかのような」風潮に脅かされ、若き感性とポテンシャルを十分に発揮できずに、言うなれば、個人個人の可能性を萎縮させるような形での「移行」にみんな苦しんでいます。
「内定先の企業なんて、どこでもいいです」とは、言いません。ただし、「内定」より大事なことは、あなた自身の「これからのキャリア(=人生の見取り図)」なのです。
今回の企画を手がけた小林さんが作成したこのスライドは、その点を見事に指摘しています。
ほんとこれです。
じゃあ、どのようにしたら、「本質的にキャリアを築く」ことができるのかを、私からみんなに伝えて行きました。
詳しくは、こちらの『プロティアン』モデルを使いました。
こちらに掲載してある、「キャリア診断」をまず、やって見てください。
そのあとに行ったのが、これまでの人生で培ってきた「キャリア資本」の分析です。ビジネス資本が共通する4〜5人でグループを作り、その後、5年後のチームビジョンを明確にしました。
ポイントは、自分ごとです。自ら考える。他人のことではなくて、自分たちができることから考え抜いていくのです。
そして、この会議が、単発で終わらないことにも注目です。第二弾は、このお二人の登場です。
貪欲に学び続けましょう。
ただし、もうインプットだけの学びは、卒業です。考えたこと、共にしたことをぜひ、発信してください。アウトプット型の学びは、吸収力が違います。
聞くだけなら、オーディブル教材でOK。
みんなで考え、発信するからこそ、時代が動くのです。
このU22会議で行いたいことは、「形式的なこと」ではないんです。だから、スタートしたにすぎません。ここからが本番。
このメンバーが、どのようなうねりをつくりだしていくのか。
そして、時代がどう動いていくのか。
今、大学生なら、遠くからみていないで、一緒にコミットしてください。
社会人の先輩なら、力をかしてください。
就活に悩める学生より、キャリアを楽しむ学生!
いつの間にか、捉われてしまった「就活」の価値観を大きく変えていく/ずらしていくのは、次世代を担うみんなの「発信と行動のパフォーマティブ・ケミストリー」なのです。
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