いつも誰かが助けてくれる

私は悩むことが多い。些細なことから大きな問題まで、いつも頭を抱えてしまう。そして、自分の感情を表現するのが苦手な自分にまた悩む。特に他人を否定するようなことを言うのはもちろん、聞くのも苦しい。決して「いい人」なわけではない。ただ、単純に臆病なだけなのだと思う。

だからこそ、悩みがあっても人にはなかなか言えない。ただ自分の中でぐるぐると悩み続けるだけ。でも、不思議と諦めることもできない。「何とかしなければ」と粘り強く足掻いてしまう。

そんなとき、いつも誰かが助けてくれるのだ。まるで手を差し伸べるタイミングを知っているかのように。

これまでの人生を振り返ると、運が良かっただけだと感じることもある。いや、正直に言うと、運だけでここまでやってきたのだと思う。でも最近、少しだけ違う見方もできるようになった。

もしかしたら、諦めずに足掻いているからこそ、誰かが助けてくれるのではないか。そう思えるようになったのだ。

自分には実力も能力も足りないことは否めない。でも、諦めなければ不思議と道は開けていく。そして、その道を一人で歩いているわけではない。誰かが必ず支えてくれる。

私は思ったよりも孤独ではないのだと気づいたとき、本当にありがたい気持ちでいっぱいになった。人に頼るのは苦手だと思っていたけれど、実際はたくさんの人に支えられている。

ビックリする程、適切な時期に適切な人が私に手を差し伸べてくれる。
今日もまた、助けてくれた。

やっぱり運がいいんだろうな。