加藤豪と矢田滋の、美術展を見ての往復書簡
80年代以降のアメリカ西海岸美術について (1)
2020/2/16~18
Y「こんにちは。ボナールとコート―ルドの展覧会の絵について次にやろうという話がすでに出ていますが、個人的には、これも何度か話題に出た「80年代以降のアメリカ西海岸美術」を往復書簡でやるのもいいのではないかと思いました。ちょっと急な提案ですが。ひとつには加藤さんが『工藤哲巳について(2)』で論じていたマイク・ケリーにおける「ギリシャ性」と「シュルレアリスムの病的さ」のアンヴィバレンスの問題をそこでもっ