国際卓越研究大学の第2回公募で名乗りを上げる大学
以前、このような根拠で、新たに大学群の中心(ハブ)となるを予想しています。
東北大、東京科学大学、名古屋大学、九州大学、東大、早稲田、筑波大、(大穴狙いで、東京都立大学、東京医科大学、芝浦工業大学あたり)は考えられるとしていました。
当時文科省大臣であった下村大臣が、世界大学ランキングでTop100に入る大学が10大学欲しいという話をした後に、国際卓越研究大学の話が出ましたので、
そのような世界大学ランキングを元にした方針、および大学数であろうと考えています。
なんだかんだ言って、国際卓越研究大学に求められる「合議体」ですが、
東大、京大、東北大、阪大、名古屋大+岐阜大の5つについては、設置を義務としましたので、長い目で見れば、国際卓越研究大学に選定する予定なのでしょう。
北大は最初から卓越大ではなく特色大学に応募していたので、卓越大にはならないと判断します。同様に慶應もならないと判断できます。
今回、九州大学がここからわざわざ外されていることから、かなり突っ込んだ案を提示しないと厳しいかもしれません。
ここで、新展開がありました。
国際教養大学です。理工系ではないので、検討から外していたのですが、
今後10年間の戦略として①研究力の高度化②それを可能とするための国内外のパートナーシップの強化③産学連携による新しい価値を生み出す仕組み作り――を挙げた。さらに、革新的な技術や解決策の基盤となる「イノベーションハブ」をキーワードに「国内外の大学や企業などとの連携で研究力を向上させ、育成した人材の力を課題解決に向かわせたい」と述べた、
というところから、卓越大の用件に合わせていっているように感じます。
これは応募を視野に入れているのではないでしょうか。
世界大学ランキングについて、大学として重視しているように思えるのは、
まず東京医科大学
https://www.tokyo-med.ac.jp/news/2024/0520_093525003401.html
次に芝浦工業大学
今回、国立だけでなく公立と私立をわざわざ公募対象にしている珍しい施策ですので、それぞれ1つは入れるのではないかと考えています。
すると、公立大学である国際教養大学は候補として重要な位置付けと思います。
会津大学も世界大学ランキングが高いので候補として考えられますが、ガバナンスでゴタゴタがあったので、国際教養大学の方が選定大学として可能性が高いと予想します。
データサイエンス系の会津大学と国際教養大学が合併するようなことがあれば世界大学ランキング的に面白いですが、公立大学でありしかも同じ東北ですが設置自治体が異なるので現実的ではないように思います。
よって10校であれば、以下と予想し直しました。
東北大(確定)、東大、京大、阪大、名古屋大(+岐阜大)、東京科学大、早稲田大、筑波大、国際教養大、東京医科大学、芝浦工業大学