バレーボーラー夫婦の息子
ベルギーで生まれた彼の両親はバレーボール選手。
自宅の裏庭にはビーチバレーのコートがあった。
彼も幼少期は、
そこで毎日のようにバレーボールの練習をしていた。
しかし、
5歳になるとサッカークラブに入団。
以降はディフェンダーを務めていたが、
14歳のときに在籍していたチームでゴールキーパー(以降:GK)が不在になり急遽GKを任された。
その試合で好セーブを連発。
大会最優秀GKに選ばれたことから、
それ以降はGKに転向した。
17歳の若さでトップチームでデビュー。
スターティングメンバーに定着し、
18歳のシーズンではチームの優勝に貢献。
リーグ最優秀GKに選出された。
この活躍により、
ヨーロッパの複数の強豪クラブからオファーが届き、イングランドの名門チェルシーへの移籍が発表された。
その後すぐにスペインのアトレティコマドリードへのレンタル移籍が発表された。
アトレティコには3年間在籍。
その間にリーグ戦やカップ戦で、
優勝4回、準優勝1回に貢献。
多くのタイトルをアトレティコにもたらし、
レンタル契約を終え、チェルシーに復帰した。
チェルシー復帰後も正GKとして2回のリーグ優勝などに貢献。
そして、スペインのビッグクラブ「レアル・マドリード」が獲得に乗り出し、契約期間6年という大型契約を結んだ。
同じ街に本拠地を置く古巣アトレティコのサポーターからは「裏切り者」などとブーイングを浴びることになった。
その影響もあったのか、
移籍1年目は低調なパフォーマンスに終始し、
チームも無冠に終わった。
移籍2年目の今シーズンは、
開幕から高いパフォーマンスを披露し、
チームに貢献し続けている。
彼の名前は、
ティボー・クルトワ
以上、「バレーボーラー夫婦の息子」でした。
※この記事は彼の半生の極一部を抜粋して書いたものです。
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