野球エリートの人生
野球を始めたのは6歳のときだった。
小学校のときも中学校のときも
日本代表に選ばれた。
高校進学のときには、
38校から入学の誘いを受けた。
その中から、
「東の横綱」
と呼ばれる全国屈指の強豪校を選んだ。
高校1年のとき、
明石家さんまが激励のために練習に訪れた。
その際、ジュースを差し入れしてくれた。
部員全員でお礼を言ったあとに、
彼は個別でさんまに挨拶に行った。
すると、さんまは「君はオモロイから将来は芸能界に入りなさい」と言われた。
野球一筋で生きてきた彼の頭の中に、
「芸能界」という選択肢もできていた。
高校3年間で甲子園出場はならなかった。
彼の高校は全国でも激戦区の1つである神奈川にあった。
「神奈川を制す者、全国を制す」
と当時は言われていた。
ちなみに、
彼の1つ下の世代は
「甲子園・春夏連覇」を達成している
大学野球からも誘いを受けていたが、
芸能界からもスカウトを受けたことと
高校時代にさんまからかけられた言葉が
ずっと胸に残っていたこともあり、
芸能界に進むことを決意した。
芸能界入りしてからすぐに
ドラマや映画に出演するようになるが、
端役が多く、知名度が上がるまでには時間を要した。
ブレイクのきっかけはクイズ番組だった。
番宣のためにゲスト出演した際、
収録前のペーパーテストで出演者全員の中で最下位の点数を記録。
これを番組内でイジられ、
以降はレギュラー出演するようになった。
OAがゴールデンタイムだったこともあり、
知名度が一気に向上。
主役級の俳優の仕事も増え、
番組内でユニットを結成しCDデビューも果たした。
そして、「あっぱれ!!さんま新教授」では
芸能界入りのきっかけを作ってくれた明石家さんまと共演することができた。
非常に礼儀正しい彼は、
「業界人が選ぶ芸能界で1番性格のいい人」で
1位に選ばれ、
現在は俳優、歌手に加え、
テレビ東京の情報番組でMCも務めている。
彼の名前は、
上地雄輔
以上、「野球エリートの人生」でした。
※この記事は彼の半生の極一部を抜粋して書いたものです。
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