華麗なる転身
「高校No.1左ピッチャー」として、
日本だけでなくメジャーリーグからも注目されていた。
ドラフト会議では、
2球団からドラフト1位指名を受け、
契約金は1億円。年俸は1200万円。
という好条件でプロ入りが決定した。
鳴り物入りでプロ入りした彼は、
1年目から一軍の試合で登板。
27試合に登板し5勝を挙げた。
5年目のシーズンでは52試合に登板したが、
制球力に大きな不安を抱えており、
6、7年目は1試合ずつの登板に留まった。
二軍の試合でも結果を残すことができなかった彼に首脳陣は野手転向を打診した。
これが彼のプロ野球人生の転機になった。
野手転向5年目で外野手としてベストナインに選出され、年俸の昇給率は380%に達した。
日本代表メンバーにも招集され、
転向9年目には年俸は1億円に到達。
高校No.1左ピッチャーは、
日本球界屈指の左バッターになった。
彼の名前は、
雄平(東京ヤクルトスワローズ)
以上、「華麗なる転身」でした。
※この記事は彼の半生の極一部を抜粋して書いたものです。
【こちらもどうぞ↓↓】
ゼロからの上京物語〜長崎のニートが芸能界へ〜
いいなと思ったら応援しよう!
記事は全て無料です。よろしくお願いします。