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#62 僕は何を残す為に今を生きるのか
どうも。
防災ライフスタイルブランド「+maffs」中の人。
北里 憲です。
初めてご覧いただく方は、是非こちらも合わせてお読みください。
さて、昨日はなんか空っぽなって書けなくなっちゃったという、30代最後のメンヘラをかました後に、自分の時間を買ってもらうお店作るよ。って話をしました。その名を「KEN KITAZATO」と申します。
#今のうちに白状する
#実はISSEYMIYAKEっぽく響くんじゃないかって期待した
#でもただの小太りの顔しか浮かばなくて絶望してる
そんな今日は、最近いくつかの全くつながりのないコンテンツで、全く同じ話していて「僕はどうなんだっけ?」ってことを考えた話。
僕が、「この世に生を受けたからには、何かを残したい。」と、そんな風に思ったのはいつからだったっけ。
微かな記憶を辿ると、朧げに親父の顔が浮かぶ。
いつだったか、親父が言ったんだったような。
「男として生まれたからには、生きた証を残すように生きてみろ。」みたいなこと。
別に熱い親父でもなかったから、いつもそんなこと言ったりはしなかったけど、確かに何かの折に言ったんだよな。
そんときは、正直何言ってるかよく分からなかった様な気がする。
でも、それ以降僕の頭の片隅には、何を残すために生きるかってことがどっかに居座ってたのかも知れない。
最近、西野亮廣さんと、蜷川実花さんの対談で「男性は死後にも自分が生きた証として、語り継がれたり、残ったり、存在し続けるものを作りたがる。」みたいな話があって、「女性は子供という自分の後世にも残るという絶対的な存在を産み落とせるから、現世に興味がある」みたいなことを話してた。
それについては、人それぞれ思うこともあるだろうけど、僕はある意味じゃ「確かに」って思った。(もちろん、男女の切り分けみたいなことしたいわけじゃないし、我が子たちには、自分のDNAが引き継がれてることを誇りに思うし、それを日々感じる幸せもある。)
また別のコンテンツでは、「刀」の森岡毅さんが、「自分は死ぬまでに残したいものが2つあって、一つは事業で、もう一つは思想。」って話をしていて、あぁやっぱり森岡さんもそんなふうに思うのだな。って。
で、僕はといえば、大学から社会人になった数年間スティーブ・ジョブズに傾倒したこともあって、みんなの生活を劇的に変えたり、よくしたりするような「何か」を残したいなんて大それたことを思ったりしていた。
それから、10数年が経ち、「防災をライフスタイルに。」という目標が自分の中に降りてきた時に、不純にもこう思った。
「これやり遂げれたら、笑って死ねる。」
現実に大きな課題があり、そこに迫る危機が明確にあり、1000年以上変化を起こすことのできなかった意識あり、そこに変化をもたらすことで人の命が救われる。
実現できれば、それは世界で通用する価値のある取り組みになる。
日本の産業として世界に輸出できるかも知れない。
そうなれば、元気や自信を無くした「日本」という国の暗い行く末にも、明るく光を照らすことができるかも知れない。
そんなふうに思ったんだ。
さて、本日はこの辺で。
最後まで読んでくれてありがとう。
また明日。
防災をライフスタイルに。