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日本健康心理学会 第37回大会演題募集開始!

(記事作成:一般社団法人 日本健康心理学会)

 2024年度の年次大会を、大分県別府市の別府大学にて、11月23-24日にて開催させて頂きます。大会テーマは「基礎研究と臨床実践の発展を考える」と設定させて頂きました。
 院生の時はじめて参加した時の一般演題の風景は、基礎研究の成果(実験研究や調査研究など)や臨床実践報告(阪神大震災の支援、介入プログラムの効果など)が入り交じってました。ストレスのセッションでは、最初の演題でストレス実験の報告、次の演題で認知行動療法の実践報告という枠組みで、演題発表をワクワクしながら参加してました。研究も実践も応援するという健康心理学会の良さを活かしたいという気持ちです。個人的に研究も臨床も両方とも大切と大事にしたいという気持ちが強かったということもあります。
 大会開催のきっかけは、「再来年の日本健康心理学会の大会長を矢島先生にお願いできないかなかとの打診がありました。」という師匠からのメールでした。共同研究の先生にすぐに相談して、あれこれと考えて、次の日の朝には「せっかくの機会を頂いたので、引き受けたいと思います」と返事をして良い大会にしようと決心しました。開催すると決めたからには、参加される方に満足してもらえるような大会にしたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
 健康心理学会は、私にとって心理学関係で最初に参加し発表した思い入れがある大会です。その当時のエピソードを少し紹介させてください。修士1年であった私は、同志社大学で開催された第9回大会に参加しました。その時の口頭発表では、発表時間を超過する、OHPの差し替えが上手くいかない、説明もわかりにくいなど、座長の浜治世先生にご迷惑をかけました。しかし、山田冨美雄先生が答えやすい質問とフォローをしてくださって、質疑応答だけ上手くやりとりができたというデビュー戦でした。その時に健康心理学会は、優しくて暖かく、若手を大切にしてくれるんだとの印象を持って、年1回参加するのをルーティンとしてました。それから、28年後に大会を開催することになるとは、感慨深いものがあります。さて、私はこれまで多くの国際学会に参加しました。その時にポスター発表のセッションでワインなどを片手にディスカッションしているという雰囲気がとても気に入ってます。本大会では、これを取り入れたいと思っています。
 九州地区での開催は、沖縄以来となり、大分県では初めてとなります。実行委員会を立ち上げて、話し合いをしたのですが、もっぱらの話題は、大会テーマ、予算計画そして懇親会の料理に何を出そうかという検討でした。別府市といえば、温泉が思い浮かぶと思いますが、山と海に挟まれた風光明媚な場所のため魚(関あじ関さばなど)も肉(豊後牛など)も野菜(塩トマトなど)もとても美味しいです。参加者の満足してもらえるようこちらの方もがんばりたいと思います。
 大分県は、別府地獄めぐり、宇佐八幡宮、六郷満山の寺院、久住高原、石仏、豆田町、昭和の町、九重夢大吊橋、高崎山、などなど史跡や観光名所も数多く存在している魅力のつまった県です。学会にて議論を交わした後に、少し足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
 大会準備委員一同、大勢の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
 大会準備委員長 矢島潤平(別府大学)
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演題募集締め切り
2024年6月30日(日)
 
大会ウェブサイト
https://www.jahp37.com/

執筆者:一般社団法人 日本健康心理学会・第37回大会準備委員長 矢島潤平


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