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【気圧に負けない身体づくり】

おはようございます。
柔道整復師のこーもりです。

昨日、今日と台風の気圧の影響で、腰や肩の痛みだったり、足が上がらずに滑ってしまった方がいたので、今日は気圧の影響でどのような変化が身体が起こるのかを共有したいと思います。

今日の内容は、物理学と僕の経験に基づいた話なのでエビデンスはありませんが、今のところ論破されたことがないので、お伝えしちゃいます。


●結論
低気圧が近づくと、身体がすごく微弱に膨張します。

膨張することで、骨と骨の隙間ができて関節が不安定になったり、筋肉や皮膚が引き伸ばされて筋肉にハリ感が出てしまったりということがおきます。


ここで注意したいのが、既往歴のある人です。

特に、身体にメスを入れるような手術をされたり、皮膚を縫うような手術、筋肉や靭帯の断裂をした方、骨折や脱臼を経験された方、内臓の病気を抱えた方など、身体の弱っている部分に影響が何らかしら出ていることがあります。

しかも、今は夏から秋へと季節が移り変わる時期です。
寒さもプラスされて、筋肉や靭帯、皮膚の緊張が強くなりますので、少しでも身体の違和感を感じる人は、あまり無理をせず、ゆっくり過ごすなど休養を取るように心がけてください。


それでは、少し深掘りしていきましょう。

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■低気圧と身体
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なぜ低気圧が近づくと、身体の膨張が起きるのか。


低気圧の中心は、下から上に上昇気流を作っているため、名前の通り気圧が低くなります。

僕たちの身体は、常に空気の圧力に押されているのですが、
低気圧がきて気圧が低くなるということは、空気の圧力が弱くなるので、身体を押す空気の圧力が弱くなります。


そうすると、身体は”山に登った時のお菓子の袋”みたいに膨張します。

お菓子パンパン


実際に身体が膨張するといっても、見た目はほとんど変わらないので、誰も気づかないのですが、低気圧の日に来られたお客さんの骨盤や関節を実際に触れると、ほぼ離開しています。


筋肉も、山に登った時のお菓子の袋が膨らんでいくように引き伸ばされるので、筋力が低下し、力が入りにくくなるため、身体のだるさを感じやすくなります。


血圧も、低気圧が近づいてくると自然と上昇し、外部からの圧力とのバランスを保とうとします。
それによって、血圧をコントロールする自律神経にも乱れが生じ、身体の不調が出やすくなるという「気象病」が最近注目されるようになりました。


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■既往歴のある方は要注意
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気圧が与える影響は身体にとって大きな負担で、特に怪我や手術などで一度傷ついた部位や弱っている部位は周りと比べると弱くなります。

ゆがみも、一度怪我をしたところや、手術をした部位から全身に影響を与えることもありますので、ご自身の健康を維持していくためには既往歴をしっかりと把握することも重要です。

身体を気圧の変化に対応しやすくするためには、気圧の変化に耐えるくらいの筋力が必要なので、日頃から身体を鍛えることはやっぱり大事みたいです。
#健康オタク
#体幹トレーニングがおすすめ


今の時期は、急激に気温が下がったり、台風の影響で強い低気圧が近づいてきたりと、身体への影響が大きいので、しっかりとケアをしていきましょう。

具体的には、捻挫や脱臼、骨折等の怪我や手術、皮膚を縫うなどした方は、周囲を温めてマッサージをするなどして、怪我した場所の周りを柔らかく保ちましょう。


血圧がもともと高い人は、水分を摂ったり、早寝早起きをしたり、軽い運動をしたりすると、自律神経が整いやすくなりますので、リラックスして過ごせるように意識してください。

以上です。

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