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大人は太り過ぎてはいけない ~食事と体重のコントロールでウェルな毎日を過ごそう~

よく食べ、よく飲み過ぎる生活を満喫していたところ、20年くらいかけて10キロ以上増量していた事実に2年程前、しっかり向き合ってみました。
鏡に映る自分を見て「ちょっと太ったかな~」「服がきついかも」と気にしていた時はまだよかったのですが、あるところを超えると気にかけることもなくなり、洋服は着ていてラクなダボっとしたものに変わり、ヒールを履くのは足が疲れるのでペタンコ靴ばかり。歩く姿勢もだらしなく、忙しい事を言い訳に運動量も減っていました。

その頃、家族が買ってきた体組成計に乗ってみたところ、衝撃のウエイト!しかも、体組成計はとても優秀で、体脂肪率、内臓脂肪レベル、基礎代謝、骨格筋率、BMIだけでなく、『カラダ年齢』まで親切に教えてくれたのです。
その年齢が衝撃という表現では済まない数字で、体重計が壊れているとか、算出の理屈が分からないとか、現実逃避モードに突入です!お菓子を食べる習慣はないし、運動習慣はあるので、ダイエットくらい直ぐに成功するだろうと思ったのは甘過ぎました。
既に基礎代謝が下がり、同じような生活をしていては徐々に太っていくのは当然なお年頃(いわゆるアラフォー)は、そんなに簡単に元通りとはいきません。

結局のところ、栄養のプロである栄養士さんに食生活の指導を6か月間お願いしました。お金はかかりますが、状況さえ許せば、プロの力を借りるのは大人のダイエット方法だと思います。

プロによる食事指導は、食事を制限するような辛いものではなく、野菜・タンパク質・炭水化物の割合を変えるだけのものでした。私の場合は、野菜とタンパク質の量を大幅に増やし、炭水化物の量を少し減らし、お酒の種類と量をコントロールしただけ。以前よりも3食しっかり食べて、8キロ減りました。
食事指導中の6か月間は、毎朝同じ時間に体組成計に乗っていました。携帯に計測結果が記録されるアプリを利用して、毎日の体重の増減をグラフで確認していきました。

カラダというのは不思議…といいますか、当たり前なのですが、食べ過ぎや、飲み過ぎが続けば増量するけれど、その後きちんと節制できれば、元に戻ってくれます。自分の食生活を体重を元に意識していく事が習慣になれば、多少の増量は食事のコントロールで直ぐに修正できます。
体重が増えた!減った!!と一喜一憂し過ぎることは危険ですが、コンディションを保つための分かりやすい指標です。

さすがに8キロも減ると、カラダがラクです。ヒザが痛いとか、ヒールが辛いとか、階段が億劫なこともなくなりました。特に女性は、洋服選びが楽しくなったり、お肌の状態もがよくなったり、よいことが沢山あります。

ベストなコンディションを維持する大人の健康法の一つとして、食事と体重のコントロールの習慣化はとてもおススメです。

【MT】

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