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33. 「過剰な鉄」が癌の元となる。

抗酸化物質ファイトケミカルが負けてしまうという話です。

抗酸化とは活性酸素を分解して無毒化することです。そのシステムの中で過剰な鉄があると反応をおこし、ヒドロキシルラジカルというDNAを傷つける物質(癌の元)が生じます

この鉄を触媒として生まれるヒドロキシルラジカルは非常に強くて、体内に処理する酵素はありません。

ファイトケミカルを摂ってもヒドロキシルラジカルの量が勝ると完全に処理できず活性酸素による癌がおこります。

一般的に、日本人は鉄分が不足しているから
鉄を含む食品を摂りましょうと言われますが、

過剰摂取は癌の元になる。

特に立ち上がった時に、めまい・ふらつきを感じて「貧血だ」と思い込み、鉄のサプリメントを摂取し続けるのは危険です。

血液検査をすると低血圧の人のほうが多いというのです。

目安になるのは、階段を上がったときに激しい息切れがするか。

鉄剤を摂るなら。かならず血液検査を受けて鉄不足によるものかどうかを確かめましょう。


鉄量を気にしなくていいのは玄米だけ。玄米は同時に鉄と結合して吸収を妨げてくれるフィチン酸塩を有しています。(発芽玄米は別)

肉、魚、レバーなど動物に含まれる「ヘム鉄」の吸収率は20~30%。
野菜や大豆に含まれる「非ヘム鉄」の吸収率は5%。

だから野菜は心配なし。

知れば知るほど、

・含有量と吸収率は別
・過剰摂取は良くない

この2点、毎食の計算不可能!😆

種類多くバランスよく食べることは本当に肝心で、しかも難しいものです。

食は高度なライフスタイルなんですね。

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