地方の流行
地方に流行が来るのは遅いです。
情報化社会になって、都心の情報がその日のうちに来るようになった現在でもその傾向はあります。
比較的若者はその制約が無く、地方であっても都心に近い流行に乗っているように思います。
しかし、年配の方は流行に乗れないというよりは、新しいものを警戒する傾向にあるようです。
それはホームページに顕著に表れます。
最先端となる海外のホームページから遅れること1~2年で、日本のホームページの主流が置き換わります。
そこから更に1~2年経つと、地方のホームページもその流れにのってきます。
私が住む地域では更にそこから1~2年、最先端から遅れること5~6年かかってようやくホームページにその影響が出てきます。
スマートフォンに対応するホームページがようやく昨年頃から受注できるようになった程です。
これが本当に誇張ではないのです。
一昨年ぐらいから少しずつはスマホ対応ページにしてほしいという話が出てはいたのですが、見積もりしても値段が折り合わず流れてしまう事が多かったように思います。
おそらく顧客もそこまで需要を感じていなかったのでしょう。
多額を投資してまでスマートフォンに対応させる必要が無いと見たのだと思います。
しかし、ようやくスマートフォンに対応しなければ時代の流れについていけないと悟ったのでしょう。
今では来る案件ほぼ全てにおいてスマートフォン対応といわれるようになりました。
都心に住む人にとっては考えられないぐらい遅い対応だと思いますが、これが地方の流行の速度なのです。
逆にインターネットで都心の流行を探れるので、将来何が地方で流行るのか対策が立てやすいです。
時代の流れがゆっくりなところの方がビジネスもゆっくりできて楽ですね。