健康家族

【思考の養生エッセイスト】 超がつくほど自己肯定感が低かった私が、漢方の思想に触れて生きやすくなった。 「思考の癖」の鎧を脱いで、自分らしい生き方・自分軸で生きるコツを思いのままに執筆しています。 「私が元気なら家族はハッピー」をモットーにセラピストとしても活動中。

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【思考の養生エッセイスト】 超がつくほど自己肯定感が低かった私が、漢方の思想に触れて生きやすくなった。 「思考の癖」の鎧を脱いで、自分らしい生き方・自分軸で生きるコツを思いのままに執筆しています。 「私が元気なら家族はハッピー」をモットーにセラピストとしても活動中。

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養生カウンセリングご案内ページ

ご興味をお持ちくださりありがとうございます。 こちらは養生カウンセリングのついてのご案内ページです。 ■女性は7年周期でステージが変わる?28歳でピークを迎え、 35歳頃から体の機能は下り坂といわれます。 でも現代に生きる私たちにとっては、 まだまだ人生前半戦! 一番忙しくて、楽しくて、悩ましい時期ですよね。 そして自分だけでなく、 周りの変化も多くて焦りを感じる時期。 転職?独立?結婚?出産? これから先の長い人生を考えて、本当にやりたいことは何だろう?と、 今どう

    • みんなとうまくやる。を諦めた話

      急にこんなこと言うのもなんですが、昔からずっと人付き合いに苦手意識がある。記憶を遡ると、中学2年のクラス替えで同じ部活の友達が誰もいなくて、さぁどうしよう?となったところから、友達作りに関して成長が止まっている。 体育の授業で、2人1組になって〜の時も頭のなかで、えー、、、奇数しかおらへんから1人余るやん、、、誰か可哀想やん、、、先生ほんま酷やわ〜って思ってるうちに私がその余った1人になってた。そこまで気付いてるなら、自分から3人でやろ〜って誘えばいいのに、余ってるってこと

      • 今日からできる!夏の薬膳ポイント3つ

        東洋医学では、次の季節を見据えて養生するという考えがあります。例えば、今は夏真っ只中。毎日暑くてアイスクリームやキンキンに冷えたビールなど冷たいものが美味しく感じる季節ですが、冷たいものばかり摂りすぎると内臓が冷えてしまい、冬の冷え性につながります。 また、気温が高いなか頑張りすぎて体がカラカラになると熱中症・脱水症状になりますが、体に悪さをする暑さを東洋医学では暑邪(しょじゃ)といいます。うまく汗をかけなかったり、熱を発散できず、身体の中に熱を溜めたまま秋冬を迎えると皮膚

        • 雨の日は身体も除湿

          雨が降るたびに暖かさが増す季節。 湿度が高いと少し蒸し暑さすら感じる日が出てきました。 中医学では「人間も自然の一部」という考え方をしていて、空気中の湿度が高いと、同じように身体の中の湿度も高くなります。 それをできるだけ一定に保つように不要な湿を外に出したり、湿度が高くなったとしても不調が起きないように働いたり、知らない間に身体は頑張っています。 天気が悪い日や、梅雨の時期に調子が悪くなりがちな人は、この働きがちょっと弱い。 私もそのタイプで、以前は雨の日はいっつも滅入

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        • エッセイ
          7本
        • 中医学のお話
          4本

        記事

          東洋医学/中医学/漢方

          そもそも中医学って何ですか?と思っている方もいらっしゃるのでは? 東洋医学とか漢方とか薬膳とか色々あってややこしい。 大事なのは学んだ内容を実践してみる事なので、呼び方なんてどうでもいいんですが、そういうところ気になるタイプ。さっきと呼び方が違う、、、とか気になっちゃう面倒臭い人間なので、簡単に説明しておきますね。 東洋医学 古代中国医学やアーユルヴェーダ(インド圏)・ユニナ医学(イスラム圏)など東洋で発展した様々な医学の総称。 中医学 古代中国医学が中国で発展した現在

          東洋医学/中医学/漢方

          陰極まって陽に転じ、陽極まって陰に転ずる

          陰と陽は固定することはなく、常に増えたり減ったりしながらお互いを補い、支え合っています。シーソーをイメージしてみて下さい。一方が上がればもう一方は下がる。同時に上がることはないし、ある一定の範囲の中で 上がったり下がったりを繰り返しています。 陰陽論も同じように増えたり減ったりしながら、お互いに①対立し、②依存(互根)し、③消長し、④転化し、その変化は全ての始まりと終わりの元であると考えられます。 ①対立 自然界の全ての物質と現象には互いに対立する2つの面が存在するという

          陰極まって陽に転じ、陽極まって陰に転ずる

          善悪のない陰陽論

          ひとつ前の記事で陰陽五行説について書きました。 それぞれもう少し踏み込んでいきます。 まず、陰陽論について。 全てのものを陰と陽に分ける考え方なのですが、陰と陽には「良い・悪い」の概念がありません。ただ存在している事実があるだけ。 例えば「冷」と「温」の場合。ただ「冷やす」「温める」という性質を持っているだけです。 「冷えは万病の元」と言われるので、冷えないように温める方が身体に良いと思っている人が多いのではないでしょうか?最近では”温活”なんて言葉もありますし。 私も

          善悪のない陰陽論

          『気』と陰陽五行説

          中医学では宇宙の全ての根源を『気』と考えます。 「気」は目には見えませんが、空気の気、元気の気、気分の気。 陰気な人・陽気な人。など、フワッとしていて言葉では表せないけど「なんとなく分かる〜」で大丈夫。とりあえず全てのベースになる『気』 その「気」を陰と陽の2つに分ける考え方が陰陽論です。 月と太陽、朝と夜、男と女、上と下、暑い寒い。など、片方では存在しないものは全て陰と陽で分けて考えられます。 もう一つ、木火土金水の5つに分けるのが五行説。 この世界の全ては5つの要素で

          『気』と陰陽五行説

          Music Save My Life

          小学校から中学校の私はKinki Kidsのファンクラブに入っていた。堂本剛と結婚すると本気で思っていた。短く切った髪のもみ上げ部分を固めて、金田一はじめを意識していた。定規もシャーペンもクリアファイルも剛くんだった。中学時代のある日、定規を無くしてしまった私は焦っていた。愛する剛くんの定規を失くしてしまったことより、「アイドルの定規を使っている人をイジる心無い誰か」の手に渡ってしまうことを恐れていた。幸い塾の隣の席の子の鞄の中に入ってしまっていたらしく、「これ自分の?」と何

          Music Save My Life

          私的、水滞対策

          東洋医学では 人間の身体も自然の一部と考えられるので 雨降りの日、湿度が高い日は 身体の中にも湿が溜まりやすい それが浮腫みになったり 冷えにつながったり 重ダルかったり 敏感な人は 頭痛や吐き気につながることも 不要な水が溜まる・必要なところに巡らないことを “水滞”といいます 特に海に囲まれた日本は湿が多いうえに 消化機能を担当する脾・胃は湿に弱い そのことが 「日本人は胃腸が弱い」と言われる 理由の1つでもあります 私は水滞の症状が酷く出やすい体質なのです

          私的、水滞対策

          人生のスパイス

            散歩が苦手 寄り道もあまりしない 目的地に行って、用事が済んだら帰宅する 平たく言うと無駄が嫌い そんな私も最近うすうす気付き始めてる 無駄の中にこそ、楽しいことが隠れてるってこと イレギュラーを楽しめる人こそ、人生が豊かになるってこと 向こう側には何がある? そそるトンネルを見つけた 帰り道の方向ではなかったけど時間があったので行ってみた 結構な坂で自転車を気張って漕いだ ここどこ?って思いながら先に進むと 普段からよく通る道に出た 「ここに繋がって

          人生のスパイス

          20年で変わる私達、変わらない私達

          親友から珍しく電話がきた お互い色んな経験を経て、 今は地元を離れている私と、地元に戻った彼女 私は彼女のことを家族のように大切に思っているが、思っているからこそ、帰省する時に連絡をして会うくらい 普段からマメに連絡を取り合ったりはしない 数年前、彼女が知らない間に入籍していたことを知った時にはさすがに驚いたが(報告しろ!祝わせてくれ!) それぐらい表向きはアッサリと、心の中では常に愛し合っている不思議な関係 そんな彼女から珍しく連絡がきた 絶対何かあったやん。

          20年で変わる私達、変わらない私達

          “私が信頼しているもう一人の私”と会話する私

          あそこ行ってみたい! あれが欲しい! 雑誌で見たお料理食べたい! これやってみたい! 欲求が湧いたとき 時間がない。 お金がない。 体に悪い。 危ない。 何かと理由をつけてブレーキをかけていた それは自分を守る為でもある反面 新しい経験をする機会を逃すことにもなる 数年前フリーターをしていた時に ほんとにお金がなくて(お金の使い方が下手くそで) 行きたいところがあるけど電車賃が勿体無い 友達と遊びたいけどお金が無くなるのが怖い 好きな服屋さんに行っても、どうせ買え

          “私が信頼しているもう一人の私”と会話する私

          「自分の機嫌は自分でとる」方法

          最近、人に指摘されて気づいたこと。 私は常に悩んでいる。 いや、常に悩んでいるフリをしている。 いやいや、悩んでいると思い込んでる? 会話の途中、話題がなくなると 「そういえば最近こんなことがあって〜」 から始まって、お悩み相談に発展する。 自分的には世間話の延長のつもりだったので 指摘されて衝撃なのと少しショックだった。 なぜショックだったかと言うと、 自分が言われたことと全く同じ内容を 数日前に友人に指摘していたから。 数日の間に指摘する側と指摘される側のどちら

          「自分の機嫌は自分でとる」方法

          体調不良と冷凍ご飯

          たまに体調を崩すとこの世の終わりのように感じる。 調子が良い時は何も気にせず暮らしているのに、 調子が悪くなると急に自分の身体と向き合い始めるのは私だけでしょうか? 頭が痛くてカチ割れそうな時、 何で自分の身体なのにコントロールできないのだろう、、、と毎回思う。 もうこんな頭ならカチ割れてしまえと自暴自棄になる。 大なり小なり体調を崩すのは、疲労だったり不摂生だったりストレスだったり「何かしら」の日々の積み重ねの結果で、 調子がいい時はじわじわ蓄積されている「何か」に気

          体調不良と冷凍ご飯

          ねずみくんの1日

          ねずみくんの1日は忙しい。 決められた時間のなかで働かなくてはならない。 ねずみくんの朝は一階に住む人たちの夜だ。 一階には若い夫婦が住んでいる。 彼らはとても仲が良い。 旦那さんはいつも奥さんの体を触ってニヤニヤしている。 毎日聞き飽きるくらい名前を呼んでいる。 奥さんもまんざらではなさそうだ。 旦那さんは毎日”イビキ”がうるさくて奥さんから注意されている。 最近奥さんは耳栓をつけはじめた。 でもその”イビキ”がねずみくんの目覚まし代わりなのだ。 イビキが聞こえない

          ねずみくんの1日