漢方の健康堂薬局

1980年に薬局を伊豆の国市で創業。脊柱管狭窄症や坐骨神経痛など、痛み・しびれの漢方を中心に研究を重ねて40余年。2000年、毎日新聞「アミューズ」に、「漢方薬に詳しい薬局」として取り上げられる。 ホームページ:https://www.kenkodo-igaku.jp/

漢方の健康堂薬局

1980年に薬局を伊豆の国市で創業。脊柱管狭窄症や坐骨神経痛など、痛み・しびれの漢方を中心に研究を重ねて40余年。2000年、毎日新聞「アミューズ」に、「漢方薬に詳しい薬局」として取り上げられる。 ホームページ:https://www.kenkodo-igaku.jp/

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花粉症と漢方薬について

漢方薬の基本的な概念に「寒熱」という考え方があります。つまり、身体が(平常な状態に比べて)冷えてしまっている状況の時は温める働きのある生薬で構成されている漢方薬を服用する。 逆に身体が熱せられしまっている状況の時は冷やす働きのある生薬で構成されている漢方薬を服用する、というものです。 花粉症の場合も、その症状により、「寒」「熱」のどちらなのかを判断し、漢方薬を使い分けます。 1. (平常な状態に比べて)身体が冷えてしまった状態の花粉症 (1)症状 くしゃみが良く出る・水

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