怒鳴らない 叩かない 宣言

皆さんは、子どもに怒鳴ったり、叩いたことはありませんか。私は叩いたことはないのですが、怒鳴ったことは何回かあります。今でも子どもが覚えていて、後悔しています。子どもを叩いたり、どなったりすることは、
子供の脳の発達に深刻な影響を及ぼし、健全な成長を阻害する可能性があります。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000049075.html

私自身も子どものときに、殴られたり、怒鳴られたりすることを覚えていて、ふと思い出すと嫌な気持ちになります。(子どものときは、犬に吠えられるのも嫌でした。)私は一応普通に生きているつもりですが、子どもの将来を奪うことになるので、絶対にやめるべきですよね。

では、なぜ怒鳴ったり、叩いたりしてしまうのでしょうか。1つは「親のあるべき論」の押し付けです。親が子どもにこうしてほしい、こうあってほしい、という思いと子どもの言動にギャップがあるときに、自分の感情を抑えきれなくなり、怒鳴ったり、叩いたりしてしまいます。決して子どもが嫌いだったり、憎いわけではありません。まずは、親が子どもをコントロールするのをあきらめ、子どもの個性を認めて、寛容になることが大事です。私は、いい意味でのあきらめをしてから、子どもに対してイライラすることが少なり、怒鳴らなくなりました。(自分を卑下しない程度に自分も大してできないと思っています。)子どもへの願望はわかりますが、自分の言動が子どもの将来に影響を与えることを心掛けませんか。私は肝に銘じて生きています。そもそも子どもは、大人より自分のやりたいようにする生き物です。危険でないかぎり、温かく見守りましょう。

2つ目は、自分の心の余裕のなさです。今までに怒鳴ったときを振り返ると、時間に余裕がなかったり、仕事でうまくいかなっとときにしていました。どうしても心に余裕がないときはありますよね。私の友人の精神科医が言うには、怒りそうになったら、まずは「深呼吸」をすることです。よく6秒我慢すれば、怒りは静まると言われていますが、6秒息を吸っていると落ち着き、冷静さを取り戻します。鬼滅の刃ではありませんが、呼吸はそれだけ大切です。イライラしたら、「深呼吸」でブレーキをかけます。あと、怒鳴ったり、叩いたりして、後悔すると、余計に心の余裕がなくなり、悪循環に陥ります。あとは、「意識してゆっくり低音で話す。」、「口角を上げる。」、「鏡(スマホの画面とか)を見て我に返る。」が有効です。自分を見ると、冷静さを取り戻しやすくなります。

3つ目は睡眠不足です。睡眠不足だと、どうしても生理的にイライラが発生してしまいます。自分や周囲の人で、どんなときにイライラしているのかを観察すると、眠そうにしている場合が多いです。仕事や家事、育児に追われて、睡眠が不足するのは理解できますし、日本は睡眠時間が短い国です。いかに楽をして睡眠時間を確保することが大事です。時間を掛けた方がよいものができると頑張る人が多く、それは素晴らしいのですが、「時には楽して、頑張らない生き方」も必要です。適当に手抜きをするのをお勧めします。夜に脳が活性化することも避けた方がいいです。私も経験があるですが、どうしても頭が冴えて眠りが浅くなり、私の友人の精神科医も夜はできるだけリラックスして頭を休めた方がいいと言っています。スマホのブルーライトが睡眠に悪影響を与えると聞きます。また、2チャンネルのひろゆきさんが睡眠不足だと、自分のパフォーマンスが落ちるので、十分眠るのを心掛けていると仰っていた時には納得がいきました。もし、睡眠でお困りなら、病気の可能性があるので、心療内科や精神科、睡眠専門外来に診てもらうのをお勧めします。

怒鳴ったり、叩いたりしそうになるときは、「まず深呼吸して我慢する」を肝に銘じてみませんか。怒鳴ったり、叩いたりすることで子どもの将来を奪うことは、避けなければいけません。子どもは自由なので、親のあるべき論を捨てて、楽して頑張らず、心に余裕をもって、十分な睡眠をとりませんか。



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峯あきら  子どもの健康習慣推進家
子どもも大人も健康な生活を送られるメソッドを開発しています。メソッドの5原則をお伝えします。皆さんも「楽しく」学んで、子どものうちから健康意識を高め、人生100年時代を楽しく元気に生きませんか。よろしくお願いいたします。