
精子の奇形
こんにちは。潤平です。
先天性奇形に生まれた私が、先天性奇形について連日お伝えしております、第9回目。
ここまで、高齢出産リスクは幻想であること。
それが「誰か」とそれにまつわるエトセトラのために用意されたこと。
そもそも私たちは精子と卵子だったということ。
このような流れで書いてきました。
今回は私たちの半分、精子について書きたいと思います。
こちらの記事を参考に、できる限りシンプルにお伝えします。
「精子奇形症」は、精液の中の75%以上の精子に異常が認められた場合、診断される症名とのこと。
奇形のパターンは2つあり、「頭部奇形」と「尾部奇形」があります。
特に今回のテーマ、先天性奇形では「頭部奇形」が問題視されます。
なぜなら、頭部にDNAが入っているからです。
しかし、考えてみましょう。
昨日シェアした動画、受精から出産まで。
これを見ると、奇形の精子くんがトップを勝ち取る可能性はとても低いのではないかなと想像されます。
怪我等のハンデを抱えた人、3億人が参加するトライアスロンで優勝できるか?という話ですよ。
万が一、奇形の精子が並み居る精子を抑え、受精を勝ち取れたなら、それはネガティブな意味での奇形ではなく、反則級の能力を備えた、、
例えば人間の中にサイヤ人がいるような、笑
超スーパーエリートだと思います。
よし、いいぞ、自己肯定感が上がってきた。笑
ですから、先天性奇形を持って生まれた人は、そのことに大いなる誇りを持って欲しいです。
「私はちょっと普通の人とは違う、1.45%しかいないスーパーエリートなんだぜ」って。
つまり私が言いたいことは、
受精の権利を勝ち取るのは、億単位の勝負を勝ち抜いた超エリートな訳ですから、劣等生は淘汰されることが、自然の摂理ではないかなと感じます。
ですから、精子奇形症と診断されても、恐れるな!ということです。(暴論かな)
それを裏付けるように、全出産から見た奇形児の割合は、1.45%という事実があります。
もちろん、この数字には現れない、リスク管理として、奇形リスクが確認されたから人工死産したというケースもあるかもしれません。
しかし、それを加えたからといって、劇的に跳ね上がることはないでしょう。
こちらのグラフで示されているのは、20歳未満の母の人工死産数の多さです。
他の年代は40歳以上の自然死産、人工死産が他の年代に比べ多いですが、5%以下です。
このこと、特に10代での人工死産数の多さは、先天性奇形であることがわかったから堕胎したと言うよりは、望まぬ妊娠だった、生活能力がない等が理由で人工死産を選択したのではないかと想像されます。
ネットで検索してみました。
やはり奇形のリスクだからという理由はありませんね。
こちらのサイトを拝見しました。
つまり今日の結論は、精子奇形症と診断されても、奇形リスクを心配するな!と言うことです。
そもそもが、奇形リスク1.45%な訳ですからね。
暴論かもしれませんが、そもそも奇形精子は受精しにくいのではないかと考えられます。
ですから、どうしても子供を授かりたいあなたが、精子を調べた場合
「あなたは精子奇形症ですから、不妊治療、人工受精しましょう」
お医者様に言われても、気にしないでくださいということです。
私は人工受精にこそ、大きなリスクがあるのではないかなと考えています。
今日は少し長くなりましたのでこの辺りでお開きです。
ありがとうございました。