糖を燃やせ!ビタミン1「チアミン」の話
スイーツ大好き❤
炭水化物大好き❤
『美味しいものは脂肪と糖でできている』
って誰かが言ってました。
今日はそんな人達にこそ知ってほしい
ビタミンB1。
なぜなら糖質の代謝とすごく関係が深いビタミンだから。
我が家は自分と嫁が甘党。
実家の家族も甘党。
ビタミンB1をちゃんと摂取したら
以前よりも体重減りやすくなったし、元氣な状態が続きやすくなりました♪✨
なぜそうなったのか?
続きを読んでもらえたらきっとご理解頂けることでしょう☺
この記事はおよそ⏳8分でお読みいただけます。
まず先に誤解を招かぬようお伝えしておきたいのが、
ビタミンB群は互いに協力して働くのでビタミンB1だけめっちゃ摂ってもそこまで恩恵は見込めません。
そんなビタミンB1含むビタミンB群は全部で8種類。
ビタミンB1(チアミン)
働き: 糖質をエネルギーに変えるのを助け、神経や筋肉の機能をサポートします。
ビタミンB2(リボフラビン)
働き: エネルギー生成に関わり、皮膚や粘膜の健康を保つのに役立ちます。
ビタミンB3(ナイアシン)
働き: 食べ物をエネルギーに変えるのを助け、皮膚の健康や神経機能を維持します。
ビタミンB5(パントテン酸)
働き: エネルギー代謝に関与し、ホルモンやコレステロールの合成を助けます。
ビタミンB6(ピリドキシン)
働き: タンパク質の代謝を助け、脳機能や免疫システムをサポートします。
ビタミンB7(ビオチン)
働き: 炭水化物や脂肪、タンパク質の代謝を助け、皮膚や髪、爪の健康を維持します。
ビタミンB9(葉酸)
働き: DNAの合成や修復に関与し、赤血球の生成を助けます。特に妊娠中の女性にとって重要です。
ビタミンB12(コバラミン)
働き: 赤血球の形成を助け、神経機能をサポートします。また、DNA合成にも関与します。
『バランス良く
自分にとって必要な量の
ビタミンB群をしっかり摂取&吸収』
これが肝です。
世の中にマルチビタミンと呼ばれるアイテムがあるのもきっとこの特徴があるからじゃないかなと。
ビタミンB1の主な働きと役割
じゃあ実際にビタミンB1は私達にとってどれくらい重要なのかと。
何をしてくれているんだという部分が大事なわけです。
その役割を1つずつ見てみましょう。
エネルギー代謝の促進
ビタミンB1は、食べたご飯やパンなどの糖をエネルギーに変えるときにとても大事な役割を果たします。具体的に言うと、ビタミンB1は体の中で働く「酵素」という物質を手助けして、糖をエネルギーに変えるのを助けます。このエネルギーがあるおかげで、脳や神経、筋肉が元気に動くことができるんです。
神経機能の維持
ビタミンB1は、神経という体の中の「通信ネットワーク」がうまく働くようにサポートします。特に、神経が「アセチルコリン」という物質を作るのを助けて、脳や体の神経が正常に働くようにしてくれます。ビタミンB1が足りなくなると、神経の伝達がうまくいかず、疲れやすくなったり、イライラしたり、集中できなくなったりします。さらに、ひどい場合には「脚気(かっけ)」という病気になってしまうこともあります。
筋肉の機能維持
ビタミンB1は、筋肉にエネルギーを送るのを手伝ってくれて、筋肉がしっかり動けるようにサポートします。これによって、運動するときや普段の体の動きがスムーズになります。特に、たくさん運動する人には、ビタミンB1があると筋肉が疲れにくくなるので、とても大切な栄養です。
心臓機能のサポート
ビタミンB1は、心臓がエネルギーを作るのを手伝っています。そのおかげで、心臓は元気に血液を全身に送り出せるんです。血液は酸素や栄養を体中に運ぶので、ビタミンB1がちゃんとあると、体の臓器や筋肉も元気でいられます。でも、ビタミンB1が足りなくなると、心臓がうまく働かなくなることがあるので、注意が必要です。
消化器系のサポート
ビタミンB1は、胃や腸を元気にしてくれる働きがあります。特に、胃や腸がちゃんと動くようにして、食べ物を消化するのを助ける「消化酵素」を作るのを手伝ってくれます。これによって、食べ物がしっかり消化されて、体が必要な栄養をちゃんと吸収できるようになるんです。
抗酸化作用
ビタミンB1には、体の中で発生する「活性酸素」という悪いものを取り除く力があります。これによって、細胞や体の組織が老化したり、傷ついたりするのを防いでくれるんです。この働きは、特に肌をきれいに保ったり、若々しさを保つためにとても大切です。
疲労回復
ビタミンB1は、体の中でエネルギーを作るのを助けてくれるので、疲れを早く回復させる役割があります。エネルギーを効率よく作ることで、体が疲れにくくなります。特に、いつも疲れていると感じている人には、ビタミンB1が役立ちます。
精神安定
ビタミンB1は、心を落ち着かせるのにも役立っています。ビタミンB1は、脳の中で「神経伝達物質」という大事な物質を作るのを手伝って、脳がちゃんと働くようにしてくれるんです。これによって、ストレスや不安を和らげたり、集中力を高めたりするのに役立ちます。もしビタミンB1が足りなくなると、イライラしたり、不安な気持ちが強くなったりすることがあります。
めちゃめちゃ重要。
ただ糖質を燃やすお手伝いだけでなく、疲労回復や抗酸化、情緒の安定と多岐に渡る活躍。
もうビタミンB1には頭上がんないっす🙇♂
甘い物や炭水化物で起こるビタミンB1不足
糖質制限を経験されたことがある方は体感されたことがあるかもしれませんが、甘い物を摂取すると非常に疲れやすくなったります。
甘い物や炭水化物の摂取量にも寄りますが、
体はそれらをエネルギーに変えるためにビタミンB1を使います。
しかし、もし甘い物や炭水化物を大量に摂取し過ぎていると、体はそれをエネルギーに変えるためにより多くのビタミンB1を必要とします。
ですが、ビタミンB1が足りない状態に陥ると、エネルギーをうまく作れなくなったり、そ体が疲れやすくなります。
また、ビタミンB1の不足やエネルギーの生成が追い付かなくなると、脳や筋肉が正常に働きにくくなり、だるさや疲労感をより感じやすくなるという具合にめぐり巡って、
☑疲れの取れやすさ
☑バイタリティや好奇心
☑元氣や快活さ
などに本当に顕著に現れるんです。
ですので甘い物や炭水化物を好んでたくさん食べる人やそういう日は、それを処理するためにビタミンB1が通常よりもかなり多く使われるため、ビタミンB1が不足し、数時間後や次の日疲れやすくなったり身体(と心が)重くなったりするのです。
主なビタミンB1欠乏症
脚気(かっけ)
症状: 脚気は、ビタミンB1が極端に不足することで起こる病気です。末梢神経や心血管系に影響を及ぼし、手足のむくみ、しびれ、筋力低下、心不全などの症状が現れます。脚気には「乾性脚気」(主に神経障害が中心)と「湿性脚気」(主に心不全が中心)があります。
ウェルニッケ脳症
症状: ビタミンB1欠乏が進行すると、脳に深刻なダメージを与えるウェルニッケ脳症が発症することがあります。これには、目の動きの異常、歩行困難、混乱や記憶障害といった症状が含まれます。
コルサコフ症候群
症状: ウェルニッケ脳症が進行すると、記憶障害が中心となるコルサコフ症候群に進展することがあります。新しいことを覚えるのが難しくなったり、過去の出来事を思い出せなくなるといった症状が現れます。
その他の症状
疲労感: エネルギー代謝がうまくいかなくなるため、慢性的な疲労感を感じることがあります。
イライラや不安感: 神経伝達が正常に行われなくなるため、精神的に不安定になりやすくなります。
食欲不振や消化不良: 消化器系の働きが悪くなり、食欲が落ちたり、消化がうまくできなくなります。
さいごに
甘い物や炭水化物が好きだけど痩せたい!
キレイになりたい!という方は
ただ「糖質を制限して我慢する」という着眼点の他に、「糖質の代謝をパワーアップする」という切り口として、
摂取する糖質の量を控えてみたり、摂取するビタミンB群の量を増やしてみたりと
ご自身の元氣やバイタリティが溢れるのに必要なビタミンBの量や糖質の量を把握されてみてはいかがでしょうか??
この記事は特定の製品のプロモーションでなく、知識の啓蒙により読者や読者の周りの方の健やかで活き活きとした生活のサポートを目的としています。
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それではまた別の記事で!
おまけ
ビタミンB1の正式な化学名は「チアミン(Thiamine)」で、これはその分子構造に含まれる「チオール(硫黄を含む化合物)」と「アミン(NH2基を持つ化合物)」の部分から名付けられています。
具体的には、「Thia-」は「硫黄(Sulfur)」を意味し、「-amine」は「アミン」という化学的な基を指します。この2つの部分を組み合わせて「Thiamine」となり、日本語では「チアミン」と訳されています。
つまり、チアミンという名前はビタミンB1の化学的な特徴から反映されたものだったのです📝
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