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ブラック企業も真っ青の働き ビタミンB3 ナイアシンの話
何の気なしに始まったビタミンBシリーズも早くも3つ目
ビタミンB3に突入しました。
個人的にはついにこの日がやってまいりました。といわんばかりの
私がさんざんお世話になっているビタミンB3ことナイアシン。
私の推しビタミンですので
いつもより熱量マシマシでお届けしていきたいと思います🎁
まず私が冷静なうちに
誤解を招かないようお伝えしておきたいのが、
ビタミンB群は互いに協力して働くのでビタミンB3だけめっちゃ摂ってもそこまで恩恵は見込めません。
そんなビタミンB3含むビタミンB群は全部で8種類。
ビタミンB1(チアミン)
働き: 糖質をエネルギーに変えるのを助け、神経や筋肉の機能をサポートします。
ビタミンB2(リボフラビン)
働き: エネルギー生成に関わり、皮膚や粘膜の健康を保つのに役立ちます。
ビタミンB3(ナイアシン)
働き: 食べ物をエネルギーに変えるのを助け、皮膚の健康や神経機能を維持します。
ビタミンB5(パントテン酸)
働き: エネルギー代謝に関与し、ホルモンやコレステロールの合成を助けます。
ビタミンB6(ピリドキシン)
働き: タンパク質の代謝を助け、脳機能や免疫システムをサポートします。
ビタミンB7(ビオチン)
働き: 炭水化物や脂肪、タンパク質の代謝を助け、皮膚や髪、爪の健康を維持します。
ビタミンB9(葉酸)
働き: DNAの合成や修復に関与し、赤血球の生成を助けます。特に妊娠中の女性にとって重要です。
ビタミンB12(コバラミン)
働き: 赤血球の形成を助け、神経機能をサポートします。また、DNA合成にも関与します。
『バランス良く
自分にとって必要な量の
ビタミンB群をしっかり摂取&吸収』
これが肝なわけです。
これからも毎回書いていくので何度も読んでどのビタミンBが何をしてくれているのかなんとなく刷り込まれてください(笑)
ちょっと知ってるだけでも食材の選び方や摂り方がなんとなく良い方向に変わっていきますから(^^♪
では本題に入りましょう。
ナイアシンの持つ主な働きや役割
ビタミンB3(ナイアシン)は、糖質、脂質、タンパク質の代謝~エネルギー産生に関与し、皮膚や粘膜のクオリティにも関わる超重要なビタミンです。
さらには精神的な健康にも寄与し、うつや統合失調症の改善なども期待されています。
メガビタミン療法といって過剰摂取に注意をしながら自身の肉体や精神にとって足りるまでしっかりビタミン(&ミネラル)を摂取して状態を調える or 今より上のステージに調子を持っていく方法なんかもありますが、そういった著書の中でもナイアシンは精神の安定やうつ症状の緩和に寄与するビタミンとして紹介されていることが多いデス。
たくさんの働きがあるので列挙してみると、、、
エネルギー産生: 細胞や臓器を動かすエネルギーを効率よく作るために必要です。
代謝の促進: 糖質、脂質、タンパク質の代謝をスムーズにしてくれます。
神経の健康: 脳神経の働きを活性化し、精神的健康をサポートします。
血管の拡張:血管を拡張して血流を良くします。
皮膚の健康: 皮膚や粘膜の健康維持に寄与します。
アルコール分解: アルコールの分解を助け、二日酔いの原因物質を分解します。
しわ・たるみの予防: コラーゲンの生成を促進し、肌にハリときめ細やかさを与えます。
肌の色むら改善: 血流を改善し、青くまや黄ぐすみを改善します。
シミ・そばかすの予防: メラニン生成を抑制し、肌のトーンを整えます。
セラミド合成: 肌のバリア機能を高め、乾燥を防ぎます。
皮脂抑制: 過剰な皮脂分泌を抑え、肌のテカリをコントロールします。
とまぁこんな具合に色んな働きを担ってくれているわけです。
健康、スタミナ、バイタリティ、美容面と全方位にバフ(ゲームで能力強化系の効果のことをバフといいます)をかけてくれるので、
あなたがもしゲームのキャラクターだったら
攻撃力、守備力、体力、魔法、素早さを同時に全部上げてくれる
という優れものなわけです。
そんな使い勝手抜群で万能ならそりゃもう推しビタミンなわけです。
不足した際の症状
皮膚症状: ナイアシンが不足すると、皮膚に暗赤色の発疹が出ることがあります。
特に日光に当たる部分の悪化がみられやすく、この状態は光線過敏症とも呼ばれ、左右対称に特徴的な発疹が見られます。消化器系の問題: 消化不良や食欲不振、下痢などの消化器系の障害が起こることがあります。これらの症状は、ナイアシンが酵素の働きを助けるため、不足すると消化機能が低下することにより起こると考えられています。
メンタルヘルスへの影響: ナイアシン不足は、うつ状態や不安感、記憶力の低下などの精神的な問題や脳機能の問題を引き起こす可能性があります。これは、ナイアシンが神経伝達物質であるセロトニンの合成に関与しているためです。
ペラグラ: ナイアシン欠乏症の一種であるペラグラは、皮膚炎、消化器症状(下痢など)、神経障害(錯乱や記憶障害)を引き起こします。ペラグラは特にトリプトファンを含む食事が不足している場合に発生しやすいとされています。
ナイアシンは体内でトリプトファン(必須アミノ酸)から合成されるため、トリプトファンを含む食品を摂取することも重要です。ナイアシンを多く含む食品には、肉類(特にレバー)、魚類(かつおやまぐろ)、穀類などがあります。
また、アルコールを多量に摂取する人はナイアシンの必要量が増加するため、注意が必要です。
体重や性別で「およそ必要な量」は推定されていますが、生活習慣や消化吸収&代謝機能で「本当に必要な量」は変わります。
まずはしっかり飲んでみて、そこから増やしたり減らしたりしながら自身の体調を観察してみると不思議と「今日はこれくらい必要かな」っていうのが分かってくるようになるので自身をよ~く観察してみてくださいね🔍
さいごに
多くの働きを持つナイアシン。
忙しく生きる現代人にも、自分の人生や道のりをしっかり歩みたいと思っている人にもバフをかけサポートしてくれるので今生きている人には必須のビタミンなのではないでしょうか?
他のビタミンBも氣になるという方はこちらもどうぞ
最後までお読みいただきありがとうございました!
また別の記事でお会いしましょう~👋
おまけ
ナイアシンはもともとの名前が【ニコチン酸】
タバコに含まれるニコチンと化学式が似てるからニコチン酸って名前を付けたんだけど、有害物質のニコチンと健康と美容に良いニコチン酸とでややこしいねってなったので別称としてナイアシンって呼ばれるようになったんだって。
でもなんでナイアシンなのかは分からなかったからぜひ知ってる人いたら教えてくださいm(__)m