ランニングシューズを買うなら最新モデル?セール品?
先日シューズを買いました。
アディダス(adidas)のadizero takumi sen6というモデルです。
このシューズは厚底カーボンシューズが発売される前までは、薄底レーシングシューズの名器でしたが、ナイキのカーボン入り厚底シューズが発売されてからはその地位が下がってしまいました。
「シグナルピンク」というメンズのランニングシューズとしては派手なカラーであったこともあってか、僕は定価の半額以下で購入できました。
年初は秋冬モデルから春夏モデルに切り替わるのに加え、各社年度末決算に向けセール品が多く出回ることが多い季節です。
そこで考えてみたいと思います。
ランニングシューズを買うなら「最新モデル」なのか「セール品」なのかを。
■最新モデルにはなんとも言えない魅力がいっぱい!
最新モデルはほとんどが定価で販売されます。
割引販売をしているショップはネット販売を含めてほとんどないと思います。
強いて言えば、通常よりポイントが多くついて「実質値引き」と感じるショップがあるというところでしょうか。
とはいえ、流行りのカラーを取り入れていたり、新技術を取り入れたシューズであったりとその価格に見合う機能が搭載されているということもあります。
そして、後継モデルとしてグレードアップされて発売されたモデルにはワクワクとした気持ちしか湧きません。
しかし、最新モデルの一番のメリットというのは、そのシューズが「製造されたばかりである」ということです。
後述しますが、生鮮食料品ほどではありませんが、基本的に製品は製品化された時点で劣化が始まります。
シューズであればアウトソールの素材とか生地とか接着剤といったところが劣化していきます。
しかし、製造が発売日に近ければ、アウトソールの素材とか生地とか接着剤といったことを心配する必要がありません。
安心して使用することができますし、クッション性や反発性などの恩恵も十分に受けられるでしょう。
■セール品は愛用の品が割安で手に入れられるのがメリット!
僕は3~4年前まではアディダス(adidas)を愛用していました。
自分の足型に合っていたので色々な種類のシューズを持っていました。
「adizero takumi sen」というシリーズもスピード練習などに使っていたのですが、ある時期のモデルチェンジを境に履いただけで足が当たって痛く感じたり、クッション部の素材が割れやすかったりしたので他のメーカーに変えていたのです。
しかし、今回購入したモデルが某所で半額以下で販売されていたので試し履きしたところ、昔の感覚と同じような履き心地になっていたのです。
カラーには迷いましたが価格に負けて即買いです。
このようにセール品はカラーなどは選べない可能性があるものの、いいシューズをお得に購入できるというのが最大のメリットです。
カラーも性能も含め気に入っていたけど、モデルの切り替わりで愛用のシューズが在庫限りになってしまった、という場合でもセール価格になっていたら愛用品を複数ストックとして持っておくことができます。
ただ、注意も必要です。
先にも書きましたが、生鮮食料品ほどではありませんが、基本的に製品は製品化された時点で劣化が始まります。
シューズであればアウトソールの素材とか生地とか接着剤といったところが劣化していきます。
個人的にはセール品でも3~4年前のモデルは要注意かなと思っています。
知っている有名なシューズが割引価格で販売されていても、いつのモデルなのかくらいはチェックしてから購入した方がいいでしょう。
実際に聞いた話ですが、走っていたら道にアウトソールだけ落ちていたとか、久しぶりに履いたシューズが1km走らずに壊れたといったことが起きているようです。
そこだけは注意しましょう。
■最後に
僕はレース用は「最新モデル」、練習用は「セール品」で購入するということが多いです。
僕がアシックス メタレーサーを買った時がそうでした。
製造されている数が少ないモデルは、まずは買わないと話になりません。
そのため定価で販売されていましたが即買いでした。
しかし、練習用は「すぐ履き潰す」ことが前提となるのでセール品を買うことが多いです。
ジョグ用として使っているエボライドというシューズは一足ストックしています。
このようにできるだけ財布に負担をかけないように工夫しているのです。
シューズは消耗品であると同時に大事な武器でもあります。
よく吟味して購入したいものです。
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