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No more肉食?話題のドキュメンタリー

どうも、Kenです。日本語はMediumじゃなくてnoteのほうがいいんじゃないかとずっと思っていたので、とりあえず最初の投稿を書きます。

https://gamechangersmovie.com/

アメリカでも年末にかなり話題になったNetflixのドキュメンタリー映画。

菜食主義のスーパーアスリート達や消防士など普通の人も出てきて、健康・スポーツパフォーマンス(特に持久力系)・環境など様々な理由で肉を食べないほうがいい理由を学術論文や最先端の専門家も出して、かなり説得力をもって語る話題のドキュメンタリー映画です。科学的にもうはっきり分かっていることと、そうでないことをちょっと強く主張しすぎなところが多少は混じっている感じはあります。ただ社会的にも個人的にも肉食を減らしたほうがいいなって気持ちに私でさえもなったので、おすすめです。「肉をがっつり食うのはパワーが出て男らしい」というのは長年のマーケティングによる思い込みである、というのは確かに考えさせられる。個人的には登場する60歳のトレーナーの人の肉体が凄すぎてびびりました。菜食主義のイメージが確かに変わる。

構成はメインの語り手が元UFCのトップ格闘家で軍の特殊部隊の教官もやっている人の、怪我のリハビリをきっかけにより正しい食事の探求の旅に出るという形を取っています。どうみてもこの人すげー技持っていて強そうだし、他のアスリートも男女ともに凄い。あと、半分ネタだけど野菜・肉で夜の男性機能に差が出る「実験」などをしたり。(正直これは話題になるのが目的で全く科学的ではないんですが。。)でもこうやって肉食であることと「男らしさ」がセットになったマッチョな固定概念を崩そうとしているのは面白いし、意欲的なアプローチです。

ただ、ちょっと偏っている意図が演出にも凄い出ているので、100%鵜呑みにするのも危険ですね。でも考えさせてくれるのは確か。食事のバランスを少しシフトするくらいでも良い影響ありそうだし。話題になっただけあって、ネットでもいくつか検証動画あります。英語ですが、以下の2つがとてもフェアな立場からこのドキュメンタリーの正しいことと、ちょっと主観入りすぎだろってところをちゃんと指摘くれます。(ただ、概ねの結論は一緒です)

こちらは別の甘いマスクのイケメンドクターの検証。ちょっと前置きが長いので6:30くらいからスタートでいいかと。(なぜかサムネが出ません)

https://youtu.be/CsJBBNJTg_k


映画とこれらの検証からの結論としては:

・ベジタリアンになっても筋肉はモリモリつくし、トップアスリートとしても活躍できる。映画の中で「実はさらに持久力などがアップする」という主張はまだ個人の主観レベルという批判もあり、科学的な事実としては言い切れないが、でも興味深いのは確か
・全体的に肉は意識して減らしたほうが確かに良さそう
・特に加工肉系は良くないらしい。。。サラミとかソーセージとか好きなんでちょっと悲しい。
・ただし、ビーガンブームに乗っかった、加工されたビーガン食は別によくならない
・牛のメタンガス排出や水の使用などの問題は環境に悪いのは事実で、CO2がとか言っているよりも実はインパクトが同等かより大きい

私個人がすぐに100%の菜食主義にはならないと思うけど、できるだけ意識して減らそうかなって気には十分なりました。Netflixに限らずYouTubeにあったりもするのでオススメです!(Netflixのは日本語字幕がありましたが)

p.s.余談ですが、シュワルツネッガーさんが登場します。Executive Producerとしてクレジットもされてますね。あとジャッキー・チェンは出てきませんが、同じくEPですし、製作にジェームズキャメロンも関わっている感じです。監督はちょっと話題にはなったけど日本人的には複雑な気分になるイルカのドキュメンタリー作った人なんですが、まぁそれは置いておいてもこれはインパクトがある作品です。ある意味彼はどうやってテーマを観客に印象付けるかをとても分かっている演出家なんですよね。



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