【保存版】1年でセルフブランディングを築く3つのSTEP
どうも、とだけんです。
先日友人の笹本康貴とセルフブランディングについて話をしていて、改めてこれからの時代求められる力だと思ったので、僕なりにセルフブランディングにまとめてみることにしました!
ただ最初にお伝えしておきたいのが、
僕自身、1年前までは"セルフブランディング"という言葉を知りませんでしたし、言葉に触れた時も自分とは無縁のものだと思っていました。
そんな僕がセルフブランディングを始めたのは、コロナをきっかけに自分の管理下にない外的要因で日常生活が大きく変化したことで、多様に変化する不透明な世の中を生き抜くためには、何かに依存する生き方ではなく、自分自身の名前で生きていく必要がある、と気づいたからです。
笹本君の記事にあるようにこれからの時代は会社員であっても、セルフブランディングは必要になってくるのです👇
そんな経緯で、1年前に始めたセルフブランディングですが、後ほど詳しく説明する"3つのSTEP"を歩むことで、キャリアや活動の幅が大きく広がりました!
会社員でありながら企業から複業案件の話を頂くようになったり、130人を超える地域創生コミュニティの代表を務めたり、以下に記載するような外部メディアに露出する機会も頂くようになりました。
▼キャリアインタビュー
▼ウェビナーへのパネラー参加
▼ラジオのゲスト
セルフブランディングを確立していくことで得られるものは多いので、
「セルフブランディングの価値」について書かせてください!
STEP0:セルフブランディングで〇〇づくり!
人それぞれセルフブランディングに対する捉え方や価値は違うと思うのですが、僕はセルフブランディングをこう捉えています!
" ファンづくり " の手段
セルフブランディングによって、「自分」という人間のあり方が定まり、それを発信することで、あなたの生き方や価値観に共感する人が集まってきます。それがファンであり仲間です。ここではひと括りにファンと呼びます。
それではファンができると何がいいのか!
タレントを例に説明しましょう!
例えばローランド。
出版やYoutubeの発信力を使ってセルフブランディングを行っています。彼のマインドや仕事術などをキャッチ―な言葉で発信することで多くのファンがついている状態です。ファンは「憧れのローランドさんがプロデュースしているものなら...」と彼自身のブランドやサービスの利用・購入を積極的に行います。
僕が好きなゆうこすさんも一緒です。
出版や様々なSNSを駆使してファンとコミュニケーションをとりながら、自身の立ち上げたブランドを広く展開しています。
少しドライに聞こえるかもですが、今をときめくタレントさんはセルフブランディングを上手く活用してファンと一緒にビジネスを展開をしています。
ファンづくりが全てビジネスやマネタイズのためとは思っていませんが、セルフブランディングによって共通の価値観を持つ人が集まる状態ができると、一緒に何かを興したり、自身の携わるビジネスを広く展開できたり、と活動の幅がグッと広がるのです。今トレンドとなっているオンラインサロンも同様です。
「個の時代」や「集落の時代」と言われている昨今、いかに自分にファンがいるかが肝になってきます!世の中で活躍している人は、ほとんどと言っていいほどセルフブランディングが確立しているのです!
それではどうやってセルフブランディングを築いていくのか、
STEP1からご紹介します。
STEP1:一貫性のあるストーリーを創る
ブランディングをする上で重要なポイントは「見せ方」です。(過去の実績を盛るとか、かっこいい/かわいい写真を使うとか、はたまた嘘を書くとか、そういったことではありません。)
いかに"一貫性のあるストーリー"を見せることができるかだと思っています。
自分の人生を大きく過去・現在・未来に分けて、ストーリーを紡いでみましょう!
未来:どんな人になっていたいのか。
現在:その人になるために今何をしているのか。
過去:その人になろうと思ったきっかけはなんだったのか
大事なのは「未来」からの逆算でストーリーを創っていくことです。「未来」が決まれば、「現在」すべき言動が決まり、「過去」を裏付けにして説得力を持たせることができます。
ただ「未来」を明確に描くのは一朝一夕ではできないため、そこで足が止まる方は過去からの積み上げで「現在」→「未来」と描いていく方法をオススメします。これまでの自分の経験や価値観を振り返りながら、徐々に自分が目指す未来を見つけていけばいいのです。
■自分を客観的に振り返る方法
「未来からの逆算」「過去からの積み上げ」どちらのパターンでブランディングの方向性を決めるにしろ、自分自身の棚卸しが必要です。
僕自身がやってみてよかった有効な方法を2つ紹介します!
①マインドマップの作製
②モチベーショングラフの作成
図として可視化することで新しい気づきがあったり、方向性に迷った時に再確認できるモノになるのでお守りにもなります。
①マインドマップ
自分自身をキーワードで因数分解していく方法で、自分を構成するキーワードやその強さが明確になります。自身の経験を元に派生するワードを書いていくことで自分では気づいてない一面を知ることができます。また友人に書いてもらうのも一つの手です。意外と客観的に視た自分のイメージと乖離があったりして、これまた新しい気づきがあります。
②モチベーショングラフ
人生を大局で振り返る方法で、大きいライフイベントにフォーカスして自己分析を行います。自分の感情や価値観形成に大きく影響を及ぼしたイベントをまず書き出し、自分の取った言動やその理由、その時の感情などを言語化していきます。僕は個人的にこれがすごくはまって、+や-の感情、その経験を経て得られた価値観など全て洗い出したことで、自分という人間のことや、自分の目指す人物像が明確になりました。
STEP2:ストーリーを肉付けする
STEP1で一貫性のあるストーリーが出来たらあとは「肉付け」をしていきます!上図のように、過去・現在・未来をつなぐ一本の矢印にコンテンツを乗せていくことで、ストーリーに厚みを持たせていくイメージです。
今の時代、コンテンツを発信する手段は豊富にあるので、ガシガシ発信していきましょう!その時に大事なポイントを3つ紹介します。
■効果的な媒体を選択する
自分のブランディングに効果的な媒体選定が重要になってきます。例えばデザインやグルメといった視覚的な要素が強いものでブランディングをかけていくなら、発信する媒体はInstagramでしょう。
一方でビジネス系やマインドに関するブランディングをかけていきたいのであればnoteを使う方が多い印象があるので、自分の想いをありったけ書き綴っていくといいと思います。
■言語化力を磨き続ける
自分の想いをコンテンツとしてアウトプットする際、言語化にという過程があります。この言語化次第でブランディングに味が出ると思っています。せっかく熱い思いがあってもそれを適切に表現する言葉でないと、伝わるものも伝わり切りません。もったいないです。かくいう僕も語彙力は非常に乏しく、今も泣きながらこの記事を書いております...。言語化力を磨く方法は①アウトプットを繰り返して自分の思考を整理しながら表現を模索していく方法と、②アウトプットがうまい人の真似です。いずれにしろトレーニング量に比例すると思っています。
■誰に向けて発信しているのか明確にする
自分の想いが届いてほしい人物像(ペルソナ)は明確にしましょう。ペルソナを明確にしているかどうかで、届き方は全然変わってきます。
僕の会社の部長がペルソナに関して以前こんなことを言っていました。「ペルソナを絞れば絞るほど刺さる人が広がり、広げれば広げるほど誰にも刺さらない」と。深すぎて意味を100%理解できていないのですが、そういうことらしいです!
これに付随して注意しておきたいのが、「書きたいことを書いてしまう」病です。発信する上で重要なのは継続なので書きたいことから書き始めるのはいいことだと思うのですが、頭の隅に「何のために発信してるんだっけ」は意識しておきましょう!
STEP3:外部メディアに掲載される
STEP1でブランディングの方向性が明確になり、
STEP2でブランディングに厚みを持たせるためにコンテンツを発信してきました。
最後は、”外部メディアに掲載される”です。さていきなりですが例を出して説明します。
TVに取材されたラーメン屋が翌日行列ができるように、インフルエンサーによって紹介された商品がすぐに完売になるように、外部メディア(人を含む)からの発信があることで、価値が認められ、その価値が多くの人に広がります。ラーメン屋の店長が8時間店の前で客引きしてても、たった8分TVで取り上げられるだけでそのお店に対する「見られ方」はガラッと変わるわけです!
つまり外部メディアに掲載されることで、メディアの持つ影響力を借りて「説得力」と「拡散力」を得ることができます!これまでコンテンツを発信してブランディングに厚みが出てきたら、外部メディアからの掲載を獲得してブランディングを加速させていきましょう!
■外部メディアからの掲載獲得の方法
外部メディアへの掲載獲得はわらしべ長者戦法です!
どんどん小さいところからコツコツ実績を積み上げて、その実績を武器に徐々にステージアップして影響力ある媒体からの掲載獲得を狙っていくのです。そうして実績が加速度的に積みあがっていけば先方からオファーが来るぐらいになってくるでしょう。
さて、ここで重要なのは一番最初の実績をどうやって作るかです。
さすがのわらしべ長者も交換するものがなければ、どうすることもできません!最初の実績作りの方法は「地道な営業」と「友人からの紹介を使う」の2つです。前者の場合は、自分発信のコンテンツを武器にしてとにかく営業をかける方法です。後者は文字通り、友人のコネクションを使ってメディアに繋いでもらう方法です。僕自身友人の紹介があって冒頭で紹介させていただいた実績を創らせてもらいました。
メディア側の目線に立つと分かりやすいのですが、「素性の知れない人」より「信頼ある人の太鼓判が押された人」の方が取り上げやすいのは当たり前のことです。
ただ自力で獲得するにしても友人の力を借りるにしても注意したいのは、「掲載されるに相応しい自分であるか」です。自分のブランディングの方向性が明確で、どんなことを発信していきたいのかばっちり言語化出来ていて、初めて外部メディアの影響力を借りて発信できるということを忘れてはいけません。
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つらつらと長く書いてしまいましたが、
セルフブランディングの価値や1年で築くためのステップ伝わりましたでしょうか。
セルフブランディングに悩んでいる方に少しでも光が差せば幸いです✨
最後になりますが、セルフブランディングを築くことにおいて重要なことは、何よりも「継続」です!自分といかに向き合えるかなので、しんどかったり逃げ出したりしたい時もあると思いますが、継続していれば必ずカタチになります!
そして継続のコツは、仲間と一緒に始めること。
仲間がいるだけで、方向性やコンテンツに悩んでも相談しあえたり、仲間のいいところをどんどん真似てお互いにいい高め合ったり、仲間のブランディングが進む姿を見てモチベーションが上がったりします。
僕自身、冒頭で紹介した笹本君が徐々にセルフブランディングでステージを上げている姿を見てきたこともあり継続してきて今があります。とはいえ、「未来」からの逆算で考えると、まだまだ道のり半ばなので、ぜひみなさんと一緒に邁進出来たらと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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番外編:セルフブランディングが加速する本の紹介
僕がセルフブランディングをしていくにあたって参考になった本を2冊紹介します。どちらも非常に読みやすい本です。
・前田裕二著:「メモの魔力~The Magic of Memos~」
みなさんご存じSHOWROOM社長前田さんの本です。
本書で記載されている、抽象化と具体化の考え方と巻末の自己分析シートは自分の人生を振り返るために非常に参考になります。特に抽象化と具体化の考え方次第でその人の「見せ方」が全然と変わってくると思っているので、ぜひ押さえて欲しいところです。
・三浦祟宏著「言語化力~言葉にできれば人生は変わる~」
博報堂でクリエイティブマネージャーから、現在独立した三浦社長の本です。タイトルの通り、自分の想いを適切に表現するために必要な本です!
僕が個人的に好きなのは冒頭に出てくる「Life is Content」という考え方。ぜひ本を手に取ってその意味を知ってほしいのですが、この考え方があるだけで発信することが楽しくになります!