「流れに従って生きる」ー大学生活編ーACT11:不思議な卒業試験④
おじいさんの容体が意味不明なものだった私は、大学に戻ることにしました。
<大学にて・・>
私は、お礼を伝えるために『構造の教授室』に行きました。
教授「おじいさんは大丈夫なの?」
私 (不思議な話はしないで) 「ん~・・よく分かりません・・。数日は大丈夫そうなので戻ってきました・・。
教授「それじゃ、明日の2時にここ(教授室)に来なさい。すぐに試験をするから」
私「え!。明日ですか? 早っ・・」
私は息つく暇もなく、翌日、最終追試験を受けることになりました・・
勉強したことは、今回の騒動ですっかり すっ飛んでしまい・・、留年確実な・・たった1人の孤独な試験に臨みました(;_;)。
<最終試験:教授室にて・・>
教授「はい、これが試験です。」
私の心の中 (げ・・見るからに難しい)
教授「時間は90分」
私の心の中 (分からない90分は、苦痛以外の何物でもない・・なあ)
留年・・確実・・
・・と思ったとき。教授から思わぬ一言が・・
教授 「教科書と参考書 見ていいから」
私 「え!?・・見ていいんですか?」
教授 「おじいさん大変だったろうから、特別いいよ」
私 「マジすか!?」
教授 「あ・・あと、私、授業があるから、途中で居なくなるので、1人でやっててね・・。助手が たまに見に来るけど、終わったら帰っていいから・・」
私の心の中 (やったぁぁ~♪・・不敏なことも役立つものだ・・(^^;))
試験がスタートして、間もなく、教授は授業へ行き・・、私は、教科書を広げて、どうどうとカンニング?・・(^^;)。
・・しかし・・
もともと、教科書見ても理解できない難しさなので・・結局、よく分からず・・(@@;)
「やばい、やばい」・・と、焦りながら、教科書をべらべらめくって時間が過ぎていきました・・(--;)
やっぱり・・留年だ・・
そう思って、諦めかけたとき・・
つづく・・
事実は小説よりも奇なり
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