「流れに従って生きる」-大学生活編ーACT12:不思議な卒業試験⑤
卒業試験(構造の再追試験)をあきらめかけていた・・そのとき・・
助手のAさんが、入ってきました・・。
助手Aさん「白鳥・・おじいさん大変なんだって?大丈夫なのか?」
私(ここまで来たら不敏を装って)・・「あと、何日もつか分かりませんが・・数日は大丈夫かな・・という状態です・・(--;)」
助手Aさん「試験の方はどうだ・・。きちんと卒業してお爺さんを安心させないと・・」
私 (不敏オーラ 全開で・・)「教科書見て良いとは言われたのですが・・なかなか難しくて・・ダメですね・・」
助手Aさん「・・・」 じ~っと【試験問題】と【私の回答】を見て・・
助手Aさん「白鳥、お前バカだなぁ・・。ここはさ・・、例えばだよ・・」
と、Aさんは、分かりやすく説明をしてくれました。
さらに・・
助手Aさん「仮に、ここの数値が、こうだったとすると・・。あくまで仮の数値だよ・・」と言って、計算の方法まで教えてくれました。
・・しかも・・
私の心の中(え!? それって、答えそのものじゃん!(@@;))
Aさんは、「仮の数値」・・と言いながら、
答えそのものを書いてくれました(;_;)。
Aさん「解ったか?」
私「ええ!よく分かりました(そりゃそうだ・・)」
Aさんは、それじゃ、書き終わったら呼んでね・・と部屋を出て行き、私はAさんが書いてくれた答えを、回答用紙に丸写しして、試験を終えました。
教授・・助手Aさん・・ありがとうございました(^^)
こんな九死に一生を得る形はあるのだろうか・・(^^;)
試験を無事に終えて、卒業が確実になったその日の夕方、自宅の電話が鳴りました。
実家の母親からでした。
母「おじいさん・・治ったよ・・」
私「え!?ウソ?・・どうやって!?」
母「それがさ・・近所の 咲江さん(爺さんの友達おばあさん)が、除霊師という人を連れてきてさ・・。その人に拝んでもらったら、すぐに戻ったんだよ・・」
私「マジで!?。そんなことってあるの(?_?)」
母「私もびっくりだよ・・。 霊ってあるんだねぇ・・」
私「信じられないねぇ・・」
母「ところで、卒業試験はどうだったの・・?」
私「おかげさまで・・卒業できそうだよ(^^;)」
今回は、いったい「なんの」おかげ・・?
・・だったんだろう・・。
不思議な数日間でした・・(^^;)。
ここでいったんー大学生活編ーは終わりますが・・「社会人編」は、この不思議さがますます大きくなる出来事が続くのです。
事実は小説よりも奇なり。
お天道様は見ています。
つづく・・
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