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【スペ語】日本にもある諺(ことわざ)13選

現在ドイツ3年目の31歳男です。小さい頃から海外に憧れて、生きてきました。他文化と触れ合うことは、自分と考え方の違う人たちと触れ合うことですが、逆に、他文化の中に自分達と同じ考え方を見つけることもあります=他者同質性。

ドイツに住みながら絶賛スペ語を勉強中な変なことをやっているのですが、スペイン語のことわざで、日本でもあるものがいくつかあったので、描いていきます。

ことわざたち

A quien madruga Dios lo ayuda.
Madrugar=早起きする。 Dios=神様
訳:早起きする人を、神は助ける。
日本のことわざ:早起きは三文の徳。

早起きは三文の徳は、有名なことわざですね。英語でも、Early bird catches a worm. 早朝の鳥は、虫を捕まえる。ということわざがあります。世界中どこでもあることわざなのでしょうか?

Cuatro ojos ven más que dos
Ojos=目
訳:4つの目は、2つよりよい。
日本のことわざ:3人よれば文殊の知恵

同じようなものでも、複数集まれば、個より大きな力を発揮できるという意味ですね。まー、4つ目があれば、2つ目よりよく周りを見れますね。。

El fin justifica los medios
Justificar=正当化する Medio=手段
訳:最後(結果)は手段を正当化する。
日本のことわざ:終わりよければ全てよし

結局、最後がよければ、途中が大変でも問題がないということですね。これも世界共通なのでしょうか??

El que ríe último, ríe mejor
Reir=笑う último=最後
訳:最後に笑うものが、一番よく笑う。
日本のことわざ:漁夫の利?

ちょっと違うかもしれませんが、漁夫の利でしょうか?最後に利益を得るものが、もっとも良いという意味です。

El que tiene boca se equivoca
boca =口 equivocarse=間違える
訳:口があるのもは間違えをする。
日本のことわざ:口は災いの元。

些細な言葉から大きな人間関係のもつれが発生するのはどこでも同じですね。私もさりげなく言ったことばで、他人が揚げ足を取ってくることがあるので要注意です。

En boca cerrada no entran moscas
boca=口  moscas=ハエ
訳:閉じた口にはハエは入らない。
日本のことわざ:口は災いの元。

先ほどと同じ意味のことわざですね。大事なことなので、何回もいいます。ハエという虫を使うことで、取るに足らないような、鬱陶しい問題が怒ると言うことを表現しているのだと思います。

El tiempo es oro
tiempo=時間 oro=金
訳:時は金
日本のことわざ:時は金なり

時がお金を生むことはどこでも同じですね。大学の時に時給制のバイトを始めて痛感しました。正社員・アルバイトの概念がなく、パートタイム・フルタイムしかないドイツではさらに強烈に感じます。
しかし。仕事もあんまりしないで、いつものんびりしているスペイン人・・このことわざを理解しているのか?笑笑

En el peligro se conoce el amigo
peligro=危険
訳:危険な時に友達を知る。
日本のことわざ:困った時の友こそ真の友

英語にNo body knows you when you are down and out、落ちぶれている時は、誰もあなたのことを知らない。と言う表現がありますね。困った時、落ち込んでいる時に近くにいる人が本当にあなたのことを気にしている人なのは、国を問わず同じですね。

Lo barato sale caro
Barato=安い caro=高い
訳:安いものは、高くつく。
日本のことわざ:安かろう悪かろう

安い車を買うとすぐに色々ガタが来て、すぐ修理費がかさみますね。高いものを買っておくと、転売もできるので、結局出費も少なく住みます。

Más vale maña que fuerza.
maña = skill fuerza=強さ
訳:技術は強さに勝る。
日本のことわざ:ペンは剣より強い

ちょっと意味が違うかもしれません。ペンは知性や知識を表しています。
力任せにやるよりも、スマートにやったほうが、何事もうまくいきます。

Nadie está contento con su suerte
contento =満足している suerte=運
訳:自分の運に満足しているものはいない。
日本のことわざ:隣の芝は青い

他人の持っているものを見ると、自分の持っているものよりもよく見えますね。国連の幸福度統計・ジェンダー指数なんかがいい例ですね。クオリティ・オブ・ライフが高いと思って、ヨーロッパに来て幻滅して、日本に帰っていく人が多いですね。
ドイツでパートタイムの日本人のお母さんを雇ったのですが、男女平等にいて、日本には都合のいい情報ばかりが氾濫している、と言っていたのを思い出します。

No dejes para mañana lo que puedas hacer hoy
Dejar=そままにする hoy=今日
訳:今日できることは、明日までほっておくな。
日本のことわざ:明日やろうは馬鹿野郎

ことわざなのかよくわかりません。汗。これも、世界共通な格言な気がします。

no hay que vender la piel del oso (antes de cazarlo)
oso = くま cazar = 狩り
訳:狩る前に、熊の皮を売ってはいけない
日本のことわざ:とらぬタヌキの皮算用

まだ、得ていないものを元に計画を立てても意味はありませんね。海外に移住する際に、先を考え過ぎて、行動に移せないのもいい例です。
今は、20・30代から老後まで考えながら、生活するのが当たり前になってきましたが、これも愚行なのでしょうか?

まとめ

格言や昔からの知恵って結構どこの国でも同じだったりするんですね。他者を知ることは自分をすることでもあります。他社同質性を学ぶもの面白いですね。





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