努力

オープンハウスという会社の社長が、「人はある程度儲かると、それまで努力していた人でも、とてつもなく努力をしなくなります。」と言っていた。最近自分でも良く思う。高校受験を最後にとてつもなく努力をしなかったのではないかと。

似たような話を、今年4連覇を成し遂げたソフトバンク工藤監督も言っていた。「年をとれば、経験を重ねれば“楽”ができる。それこそが現役を続けられない理由なのです。若いときに3時間でできた練習量がこなせないなら、それを5時間、6時間かけてやり抜いてみる。それで初めて昔と同じ力量を維持できるのです。マウンドに登れば、年齢は関係ないのですから」。

昔は努力せずに結果を出す方が格好いいと勘違いしていた。格好いいって凄く大事なことで、格好良くなりたくて皆頑張るんだと思う。格好いいの意味を誤解してしまうと、誤った方向に行ってしまう。若い人には、正しい格好良さを理解して貰いたいな。

もう直ぐ52歳、やっと正しい格好良さが判ってきたのかもしれない。努力を始めたい。

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