人事のためのシステムなんでしょ?
「あれって、人事のためのシステムなんでしょ?」
ミーティング中の会話の中で、ふと言われたこの言葉がずっと気になっています。人事は”人事のためだけ”にシステムを導入している、と現場には思われている?
勤務管理、給与計算、健康安全衛生などの業務は法令に基づき適切に実行する必要があります。このような業務の責任を負う人事の業務のためにもITソリューションの活用は必須です。これは、まさに一義的には人事のためのソリューションで、それを使って適切に人事がオペレーションできることで社員の皆さんへサービス提供ができるわけなのですが、一義的には「人事のためのソリューション」であるのは間違いないでしょう。それはシステムの主な使い手として人事を想定しているから。
さて、昨今、スキルドリブン、スキルベースド関連の話題がHRソリューション界隈では尽きません。はたして、これは「人事のためのソリューション」でしょうか。それとも「社員のためのソリューション」になるのでしょうか。
「それって、人事のためにやっているんでしょ?」と思われてしまうと、せっかくのスキルを軸にしたアプローチなのに、社員の成長支援や活躍の機会の提供に活かせなくなってしまいます。
誰のためにソリューションに”投資”するのか。
・人事のためなら、人事の仕事の何のために?
・経営のためなら、どのような経営課題に取り組むために?
・社員のためなら、社員の皆さんにどのような体験価値を得てもらうために?
人事のためでもあるし、社員の皆さんのためでもある。それが経営のためにもつながっていく。
HRDX は”両利きのソリューション”
-人事のために and 人事の顧客のために-
導入していくことがますます大切になっていくと思う次第です。