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東北大学AO入試II期受験自伝【面接試験の対策編】(Part06)

今回は面接試験の対策について話していきたいと思います。

面接に対策とかいるん?とか考えている人もいるかもしれませんが、例年、AO入試II期の一次試験では倍率が2倍にまで絞られます(確証はありません)。つまり、二次試験で半分落ちるのです。当然、面接対策は必要となってくるでしょう。

対策時期

私の年度は二次試験が面接だけだったので、一次試験の合格発表の後に対策を始めました。

一次試験の合格発表から二次試験までは一週間程しかないのでその一週間のすべてを面接対策に費やしました。

もちろん、一次試験に余裕がある人はもっと早くから準備してもいいと思います。

対策内容

私は大きく分けて二つの対策をしました。

①出願書類の分析
面接では出願書類からも質問されるので、どの部分から質問されてもいいように対策冊子を作りました。

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こんな感じです。
一言一句丁寧に書いていると書ききれないし、どうせ忘れてしまうと思ったので、キーワードだけ書いて、会話をイメージし、どんどん派生させるようにしました。

②面接練習
私はしゃべることについてはかなり自信があったのですが、いざやってみると意外と話せません。最初は、対策冊子の内容が話せなくて苦労しました。しかし、模擬面接を繰り返すことでうまく話せるようになりました。勉強と同じように練習すれば必ず上達します。

私はU先生に圧迫面接を4回程してもらいました。笑

また、面接の本を一冊読んで礼儀作法や話し方を学びました。↓

実態

実際、面接会場に行くと堅苦しい雰囲気はありませんでした。

本で学んだ礼儀作法を使うタイミングがありませんでした笑

順番を待っていると面接官の方から扉を開けて
「あ、○○君だよね、入って入ってー
 荷物はここ置いてね、じゃ、はじめよっか。」
って誘導してくれる感じでした。

また、面接官は3人いてそのうちの1人は自分の志望する学科の方でした。
つまり、残りの2人は自分の学科の方ではないということです。
質問は大体均等にしてくるので専門分野の知識を出しても、

「うーんと、私はその分野が専門じゃないから○○については分からないんだけど、それってどういうこと?」

と突っ込まれるので注意しましょう。

また、会話形式の面接なので一つの質問から話が広がることもありました。

最後に私が実際に話した話題をいくつか紹介しておきます。

・志望理由(一番最初)
・建築に大切なことって
・外装について(活動報告書より)
・部活について(活動報告書より)
・両立方法について(活動報告書より)
・多規範適応デザイン教育って(志望理由より)
・将来どうしていきたいか
・どういう建築をしたいか
・好きな教科
・苦手な教科

面接時間は20分くらいだったと思うのですが、あっという間なので言い残しのないように言いたいことは早めに話しておきましょう。(私はいくつか言いそびれたことがありました)また、そこまで深くは突っ込まれないのでより深く話したいときは自分で話を広げる能力も必要だと感じました。

知識というより人間性の方がみられている感じがしました。

ちなみに、面接後にはアンケート記入があり、お茶やお菓子が用意されていて、すごく丁寧にもてなしてくれました。笑

まと

・一次試験の合格後からでもぎり間に合う
・模擬面接が大切
・知識よりも人間性
といったところでしょうか。次回は筆記試験の中でも特殊な小論文の対策について話していきたいと思います。


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