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【どちらを取得する?お悩みの方へ】福祉用具専門相談員と福祉用具プランナーの資格を比較してみた!


当ブログへ訪問していただきありがとうございます。

福岡県で理学療法士をしてますkenkenです*

日々のちょっとした疑問や曖昧なことに、"しっかりと向き合い"皆さんにとって有益な情報発信ができるようにお役にたてればと思います。

はじめに、結論から

福祉用具に関する資格に関して、類似して違いが分かりにくいものに、「福祉用具専門相談員」と「福祉用具プランナー」があります。

本日は、その両資格に関する情報整理と、資格によってできることについて情報提供していきたいと思います。

福祉用具専門相談員と福祉用具プランナーは、それぞれ異なる役割とスキルを持ち、個々のキャリア目標や興味によって選択されるべき資格であることを冒頭に述べておきます。

🔲 役割の違い

福祉用具専門相談員

利用者や家族と直接対話し、適切な福祉用具の選定や利用方法に関するアドバイスを行う。


福祉用具プランナー

福祉用具の設計や製造、販売に関わり、製品の開発や提供に携わる。


🔲 資格の違い

➖ 福祉用具専門相談員「公的資格」です
※ 福祉用具の貸与・販売を行う事業者は、各事業所に福祉用具専門相談員を2名以上配置しなければならないとされています。


➖ 福祉用具プランナー「民間資格」です
 (公益財団法人テクノエイド協会)

みんなの転職「体験談」より引用


🔲 受験資格、日程・費用などの詳細

 福祉用具専門相談員の場合
受験資格はありません。

都道府県知事の指定を受けている研修授業者が実施する、厚生大臣指定の「福祉用具専門相談員指定講習会」を受講して、50時間のカリキュラムを受講後、修了試験を終えて福祉用具専門相談員になることができます。



※博多校を例にしてます。受講場所や各種割引制度により費用に変動がありますので、HPをご参考ください。


 福祉用具プランナーの場合
受講資格が設けられています。

▼受講資格条件
(1)指定福祉用具貸与(販売)事業所において、福祉用具専門相談員としてその業務に従事している者、または従事した経験のあるもの
(2)福祉用具関連業務に従事している、または従事した経験のある下記の者
 保健師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士、介護支援専門員、建築士
(3)その他、特に認定講習受講の有効性があると当協会が認める者

▼実務経歴
福祉用具プランナー認定試験実施日において、福祉用具専門相談員業務または福祉用具関連業務に2年以上従事した経験がある者


このように2つ資格の要件を比べると役割は似ていますが、受講資格など違いが明確に違う部分もあります。

福祉用具プランナーは、福祉用具専門相談員の上位資格であると言えるでしょう。

費用は約5.6万円、受講期間は約1週間、事前にe-ラーニングを済ませておく必要があります。

https://www6.techno-aids.or.jp/html/pdf/info/500143.pdf

🔲 合格率

 福祉用具専門相談員の合格率

非公開ですが、福祉系の専門学校で学んだ経験のある方の合格率はほぼ100%といわれています。

講習終了後に行われる修了試験も、合格者を選抜するための試験というより、講習会の理解度を確認する意味合いが強いものとなっています。
※試験の合格ラインは70%以上で、過去問やテスト問題の公開はされていません

 福祉用具プランナーの合格率

非公開ですが、医療福祉系の専門学校で学んだ経験のある方の合格率はほぼ100%といわれています。


🔲 スキルの要求

➖ 福祉用具専門相談員には人間関係やコミュニケーション能力が求められる。

➖ 福祉用具プランナーには技術的な知識や製品開発能力が重要となる。


《具体例》
福祉用具専門相談員
・利用者とのコミュニケーションを通じて適切な福祉用具を提案。

・家族と協力して利用者の安心をサポート。

福祉用具プランナー
・技術的な知識を活かして製品の設計や製造に携わる。

・利用者のニーズに合った製品プランを立案し、提供する。


年収比較
・一般的に福祉用具プランナーの方が高い年収を得る傾向がある。

・技術的なスキルが求められるため、報酬が高い可能性がある。


キャリアアップ
さらなるキャリアアップを目指したい場合には福祉住環境コーディネーターの資格がおすすめです。

福祉住環境コーディネーターは、介護が必要な高齢者が自宅で安全に生活できるよう、手すりやスロープ設置のアドバイスをおこなったり、住宅改修をコーディネートしたりする仕事です。併せて取得しておくことで、医療機関や介護施設から高齢者が在宅復帰する際に役に立ちます。

おわりに

以上、福祉用具専門相談員と福祉用具プランナーの比較についてのまとめになります。

個々の能力や興味、将来のキャリア目標に合わせて、適切な職種を選択することが重要です。両方の資格を取得することで、幅広いスキルを身につけることも可能です。

皆さんの日常生活に少しでもお役にたてたら光栄です🦥🍃

最後までご覧になっていただきありがとうございます^ ^

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