「障害手帳」って知ってますか?
当ブログへ訪問していただきありがとうございます。
福岡県で理学療法士をしてますkenkenです*
日々のちょっとした疑問や曖昧なことに、"しっかりと向き合い"皆さんにとって有益な情報発信ができるようにお役にたてればと思います。
はじめに
障害手帳は、障害を持つ方が必要な支援やサービスを受けるための重要なツールです。
本日は、障害手帳の概要、取得の流れ、手帳の種類と対象、取得するメリットとデメリットについてまとめていきたいと思います。
目的
病気や怪我で障害手帳が必要となった方やその家族が、適切な理解を深め、生活の質を向上させる一助となる。
🔲 障害手帳の概要
障害手帳は、身体的または精神的な障害を持つ方が、必要な支援を受けるために発行される公的な証明書です。日本では、主に以下の3種類の障害手帳があります。
これらの手帳は、障害の種類や程度に応じて発行され、各種の福祉サービスや支援を受けるための基礎となります。
🔲 障害手帳の取得の流れ
障害手帳を取得するための流れは以下の通りです。
1. 医療機関での診断
障害の種類や程度を確認するため、専門の医療機関で診断を受けます。
2. 申請書類の準備
診断書や申請書を準備します。必要な書類は、各自治体によって異なる場合がありますので、事前に確認が必要です。
3. 申請の提出
所属する自治体の福祉課に申請書類を提出します。
4. 審査
提出された書類をもとに、審査が行われます。審査には数週間から数ヶ月かかることがあります。
5. 手帳の交付
審査が通れば、障害手帳が交付されます。
🔲 手帳の種類と対象
➖ 身体障害者手帳
・対象: 身体に障害がある方
・等級: 1級から6級まであり、障害の程度によって異なります。※ 等級の数字が小さければ小さいほど、障害の程度は重くなります。
➖ 知的障害者手帳(療育手帳)
・対象: 知的障害を持つ方
・等級: A、B、Cの3つの区分があります。
➖ 精神障害者保健福祉手帳
・対象: 精神的な障害を持つ方
・等級: 1級から3級まであり、障害の程度によって異なります。
🔲 取得するメリットとデメリット
メリット
- 福祉サービスの利用: 障害手帳を持つことで、医療費の助成や福祉サービスを受けることができます。
- 税制上の優遇: 障害者控除や自動車税の減免など、税制上の優遇措置があります。
- 就労支援: 障害者雇用促進法に基づく支援を受けることができ、就労の機会が広がります。
デメリット
- stigma(偏見): 障害手帳を持つことで、社会的な偏見や誤解を受けることがあるかもしれません。
- 手続きの煩雑さ: 申請手続きが複雑で、必要な書類を揃えるのに時間がかかることがあります。
おわりに
障害手帳は、障害を持つ方が必要な支援を受けるための重要な手段です。取得することで、さまざまな福祉サービスや支援を受けることができ、生活の質を向上させることが可能です。
しかし、手続きには時間や労力がかかることもあるため、事前にしっかりと情報を集め、準備を進めることが大切です。障害手帳についての理解を深め、必要な支援を受けることで、より良い生活を実現しましょう。
皆さんの日常生活に少しでもお役にたてたら光栄です🦥🍃
最後までご覧になっていただきありがとうございます^ ^
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