エアコン(12)~空気線図と熱交換器~
割引あり
空気線図
これまで、空気線図について学んできました。空気線図とは簡単に言うと横軸に温度、縦軸に絶対湿度または水蒸気圧、つまり、水蒸気の量をとることで、空気の状態をグラフ上に1つのプロットで表現できる線図でした。
横軸が温度ですので、空気を加熱するとプロットは右側に、空気を冷却するとプロットは左側に移動します。同様に縦軸は湿度ですので、空気を加湿するとプロットは上側に、空気を除湿するとプロットは下側に移動します。
室内の温湿度環境を扱う場合、暖冷房や除湿・加湿を理解することが必須ですが、空気線図はこのようにプロットを打つことによって空気の状態を一目で理解できるのが特徴です。
飽和水蒸気圧曲線
空気線図のもうひとつの重要な機能に飽和水蒸気圧曲線があります。
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