
ライティングセラピー
みなさま、こんにちは。
物事をリード(Read)し、「引用・気づき・行動」にてアウトプットするリーダー(Leader)アウトプットリーダーきらけんです。私は会社員(IT営業マン)として働きながら、日々、学びに時間を費やしています。
本日の学びは、『ライティングセラピー』です。
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あー、あと2時間しかない。
パソコンの時間は、22:05を指している。
今日は、1月から学んだ「ライティングゼミ」の課題提出全15回の最終回だ。毎週月曜日23:59までに2000字提示の最後まで読まれる可能性が高い文章を書く。
私は21時に入ったスターバックスコーヒーで、A5ノートにボールペンに殴り書きをして止まる、殴り書きをして止まる、そんなことで1時間を使ってしまったのだ。
そりゃ、全15回の最終回だから、「これが私の学んだ成果です」という文章を書きたいと意気込んだ。
しっかし、書けない。
秘伝の技を学んだにもかかわらず、言葉が出てこないのだ。
思い当たることはある。
まず、睡眠不足だ。
週明け月曜日の仕事もフラフラしながら、なんとか乗り切ったのだ。
昨日は快眠の本を読んでいたにもかかわらず情けない。
次に、ライティングに集中できていないのだ。
仕事が多忙になり、こなすことで精一杯になっている。受身で対応せざるをえず、主体性を失っている。
家族との時間も減っており、妻からも一緒に過ごす時間が短く、優先していないと逐一指摘される。
私自身、自分の考えを深めるような思考ができていないと感じる。本やメルマガを読んでも、Voicyやスタンドエフエムの音声コンテンツを聞いても、VimeoやYouTubeの動画コンテンツを見ても、なんか流れているのだ。
何というか、自分の中に入ってきていないのだ。
ここまで書き出してみて、ふと思った。
私は、現実に目を背けているのではないか?
「充実している理想の自分像」から、かけ離れているから認めたくないのではないか。
「こんなはずではない」
「こんなはずではない」
そんな、自分の中の不満の声にフタをしているのではないか?
しっかりしろ。
22;25。私はタイピングしながら自分の心と向かっているのだ。
「ネガティブな、マイナス思考な、後ろ向きな私」と。
それでいいではないか。
できない自分を認めろ。
「ポジティブな、プラス思考な、前向きな私」ではない私がいるのだ。
自分が自分の味方でなければ、誰が自分を動かすのだ。
あぁ、悔しい。
本当に悔しい。
できない自分が悔しい。
そうなんだな。
ライティングという車があり、自分の思いというガソリンはある。
しかし、私はエンジンをかけずに、ひたすらアクセスを踏み込んだいたのだ。
「車がある、ガソリンも入っている」それだけで、ひたすらアクセルを踏んでいたのだ。
その状態で前に進まない。おかしい。おかしいと言っていたのだ。
いくら車があろうとも、ガソリンが入っていようとも、エンジンをかけないと車は進まない。
私は、エンジンをかけていなかったのだ。
そのままの自分を認めるというエンジンを。
いまの私は、偽りの自分で文章を書くようなことはできない。
自分の心と対話して、自分の伝えたいことを整理した上で、タイピングに向かうのだ。
最後の課題提出の場になって、ようやく大切なことを実感できた。
あー、なんで視界がにじんでいるのだろう。
私は、自分の殻に隠れていたようだ。
ライティングの秘伝のタレは、レントゲンのように不調の箇所も言い当ててしまうのかもしれない。
22:45。ライティングに感謝し、これからも書き続けることで自分への理解を深めていこうと誓った。
22:50、2時間のライティングセラピーを受けて、私は帰路についた。
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本日の学びは、『ライティングセラピー』でした。