第5回経済前提専門委員会(2023年8月24日)での発言
勤労者皆保険と従来の適用拡大論議は異なるもの。そういう話を先日した。
時、第5回社会保障審議会年金財政における経済前提に関する専門委員会(2023年8月24日)――以下、経済前提専門委員会と呼ぶが、この会議については、次のnoteの冒頭を参照。
公的年金の財政検証、生産関数そして全要素生産性など|kenjoh (note.com)
この日は、有識者ヒヤリングとして河野龍太郎氏が「日本の潜在成長率に影響を与える諸々の要因について 社会保障制度のアップグレードは潜在成長率を改善させるか」を報告。
その時のコメントとして、「勤労者皆保険というものと適用拡大は話が違います」と発言している。
ここで、前回のこの前提会議でも話したという、その内容は、次のnoteに。
レントシーキング社会における低い生産性|kenjoh (note.com)
勤労者皆保険とは
では、勤労者皆保険と従来の適用拡大論議はどのように異なるのか。『もっと気になる社会保障』には次の文章があるので、詳しくは、先を読んでもらえればと思う。