第6回こども未来戦略会議で、「こども未来戦略方針(案)」が議論され、出席者全員による承認を得る。会議終了後に、「こども未来戦略方針」が閣議決定される(2023年6月13日)。
第6回こども未来戦略会議での発言
当日の発言は、次である。
本当は、改革時にはおよそ7割が反対していた04年年金改革が、今は、国際的に次のような評価を得ていることも発言に組み込みたかったのだが、限られた時間の中ではムリだったため断念。
韓国に送った日本の公的年金保険について
次は、来週(6月21日)に、ソウルで開かれる年金シンポジウム事務局からの、当方への事前質問に対する回答――昨日、彼らに送る。
この件に関しては、次もご笑覧あれ。
「知識補給 日本の年金を世界がうらやましがっている理由」『ちょっと気になる社会保障 V3』
2006年頃の政治状況
こども未来戦略会議の終了後、囲みにやってきた若い記者たちには、4月の統一地方選の後、世の中の雰囲気が変わり、GWが終わると社会保障給費の全体が日毎に小さくなっていったね、国民が選んだ道なんだろうと話す。そして、今の状況は、昔の小泉さんの時代に似た感じかなと、彼の2006年次の経済財政諮問会議での発言について、少し話す。2007年に出した本で紹介していたので、貼り付けておきます。