VAN HALEN Jumpのソロを5つのギアで音作り〜比較。
今回はVAN HALENの大ヒット曲でありロックギターサウンドのお手本のひとつでもあるJumpのギターソロのあのサウンドを現代のデジタルギアを使って僕なりにあくまで擬似的に再現してみました。記事の後半では今回作ったパッチプレゼントのお知らせもあります。
本家オリジナル。ギターソロは2分13秒あたりから。
大前提としてですが、あのサウンドは残念ながら2020年に天国へ旅立ったエドワード・ヴァン・ヘイレンの肉体とハートから生まれるプレイあっての特別なトーンですので、たとえエディと同じ機材があっても全く同じトーンには少なくとも僕には出来ません。
しかし、あのエッジが立った太く抜けの良い音の秘密を自分なりに少しでも理解したいという探究心は強くありまして。(もちろん全く同じに弾けないけど)
又、ただ真似して擬似的に再現するだけではあまり有意義とは思えませんので、現代の色々なデジタルギアで同じテイストのサウンドを目指し比較するところまでやってみました。
そして各機種のパッチデータに興味がある方には有料になりますがデータ共有致します。記事後半をご覧ください。
使用機材は以下の5種類。
1. Line 6 Helix
2. ZOOM G1 X FOUR
3. Moore GE300
4.IK Mulitimedia Amplitube5
5. STL TONEHUB
1から3がハードのマルチエフェクター、4,5はPC内部で起動させるソフトウェアになります。
僕なりにコピーさせて頂き、各機種でならした動画がこちら。
演奏は結構頑張ってここまでです…。
各機種で同じサウンドを目指すところではそこそこ行けたかなと思いますががいかがでしょうか。
どの機種が何番か分かりました??
正解は…
1. Line 6 Helix , 2. STL TONEHUB , 3. ZOOM G1X FOUR, 4.Amplitube5 , 5.Moore GE300。でした。
録音方法としては弾き方で差が出ないように、Ableton Live上に何もかからないすっぴんドライの音を録音して、ハード機材はIK Multimedia のAXE I/O経由でリアンプしました。プラグインソフトも当然元音は同じ素材です。
動画内1-5のどれかはZOOM G1XとAXE I/Oも組み合わせ。
今回なるべく各機種内蔵機能のみでチャレンジしましたので、空間系もかけたまま録音して、Ableton上では純正のイコライザーのみ使いました。
では、今回使用した各機種のパッチデータ(差し上げます)と動画で登場させた順番等解説していきます。
*STL TONE HUBはパッチの書き出し自体が出来ませんので、使用モデルの紹介及びスクリーンショットでの共有になります。(もしもやり方あるよ!って方是非教えてください)
各機材のパッチデータを入手されたい方はこちらから。
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