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同級生長者
皆さん、こんばんは。Kenji Onoです。
今回は団塊ジュニア世代(情報によってくくり方に違いはあるが、本稿では1971~1976年としたい)についてダラダラと書いてみたい。タイトルに「同級生長者」と記載したのは、団塊ジュニア世代は毎年約200万人が生まれた世代であり、団塊ジュニア世代の親にあたる団塊世代を除くと相当な人数が生まれた世代だ。ちなみに、「同級生長者」という表現は、TBS安住紳一郎アナウンサーのラジオ番組である「日曜天国」を聴いていた際、安住アナが発した言葉である(安住アナは1973年生)。それ以来、「競争の激しい世代」から「仲間の多い世代」へと若干ではあるが意識の置きどころを変えてみた。なお、筆者も「アラフィフおっさん」と自称していることから、言わずもがなである。
さて、同級生長者の大枠の特徴について、どの様な内容が挙げられているのか複数のWebサイトを調べてみた。個人的には、以下の内容に集約できると考える。
競争意識の強さ
この時期の日本社会は、急速に発展し、競争意識が強まった。団塊ジュニア世代もそのような社会の中で育ち、競争意識が強く、努力を惜しまない傾向あり。危機感の強さ
バブル崩壊後の就職氷河期を経験。この時期は、日本経済が大きく後退し、多くの若者が就職先を見つけることができなかった。そのような経験から、将来への危機感を強く持つ傾向あり。貯金や節約が好きな傾向あり。自信の低さ
不景気の影響で成功体験が少なく、自信を持てない傾向あり。
本稿に目を通された同級生長者の諸氏、これらの特徴に対してどう思うだろうか?一つ一つをあらためて眺めてみると、中らずと雖も遠からずか。ただ、冷静になって考えると200万人×6年間=1,200万人の人間が存在しており、その人間を一括りとすることに無理はあるのだが。本稿ではこのあたりに止めたい。
以上、駄文・悪文を許されたし。