「いい!」の循環。
大事なことはシンプルなことだった。
僕の出発点は、「自分が幸せであること。自分と関わる周りの人が幸せであること。」である。シンプルだがそれが答えだ。自分だけが幸せではダメで、人は環境や人間関係など様々なものから影響を受ける。だから周りを大切にし幸背であることで、自分にも良い影響がくる状態になる。
そこに新たな一文が加わった。「自分が幸せであること。自分と関わる周りの人が幸せであること。そのためにいい!を循環させていく。」だ。
「いい!」とはSNSのいいねとは必ずしも同じじゃない。僕の「いい!」の循環とは、自分の中の価値観と照らし合わせて本当にいいなと感じるものを、言葉を尽くしてコメントしたり、考えをおすそ分けしたりするものだ。
そのために手軽に推せる「いいね」ではなく、価値観・美意識を大事に育てることが必要になってくる。サイボウズ式のあかしさんも同じようなことをつぶやいていた。
「いい!」の循環があるように、「わるい!」の循環もある。ネットでの炎上がいい例だ。その方が早く回っていく。人はネガティブワードに敏感で、どうにも気になってしまう。事実もわからず、その流れに乗る人もいる。
先日菅田将暉主演のドラマ『3年A組 君たちは今から人質です』でそのことを思わせる言葉があった。
「お前の他愛もない一言で誰かを救うことができるかもしれない。でもその一方で、傷つく誰かがいるかもしれないってことを忘れるな。お前の言葉一つで、簡単に命を奪えることを忘れるな。」
この言葉を聞いて、改めて悪い事は言わないようにしたいと思った。知恵や考えを尽くして、なるべく褒めていきたいし良いところを見つけられる人でありたい。
愛のある人でありたいと。
「いい!」の循環。シンプルだけど、大切なことだと思うんだ、僕は。
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